建国記念の日。息子に、今日はなんでお休みなんでしょうと問うと、神武天皇を知っていたので驚いた。渋い。
昨日我が家に遊びに来てくれたお友達の家に、今日は息子が遊びに行った。朝から張り切って、SWITCHを持って行く。息子のSWITCHケースはCreemaで名入れの注文をしたもの。包みを開けた瞬間、自分の名前がローマ字で印字されているのを見て、とんでもなく気に入ってくれた。
お友達の家に、お昼過ぎにお迎えに行った。スーパーに寄って買い物をして帰宅する途中、少しだけ公園に寄り道したい、と息子。小さな頃はたまに遊びに来たけど、最近めっきり足を踏み入れることもなくなった公園だ。家から、学校とは逆の方向にあるのでね。
何回か滑り台を滑りたいと言う息子を、私は公園の入口で待つ。この滑り台のことを、ボクは大きな口みたいだって昔思ってたんだ、巨人の口の中に入って行くみたいでドキドキしたんだ、と息子が教えてくれた。
当時3歳くらいだった息子が、言葉にできなかった気持ちを、7歳になった息子から聞く。なんだか嬉しくてじーんとしてしまった。そっかそっか、あの時、そんな気持ちでいたんだね、ちょっと怖かったのは、滑り台の高さや角度より、そのイメージだったのかな。
『ツバキ文具店』小川糸
先日『ライオンのおやつ』を読んで、この人ちょっと苦手だ、と感じたものの、中には好きな言い回しなどもちらほらあったため、もしかしたら最初に手にした作品が合わなかっただけかも?と思って、評判の良いこちらも借りてみた。
結論、やっぱり私好みではなかった。ほっこりしてます〜、ゆるゆるしてます〜、丁寧に暮らしてます〜、という薄っぺらい空気感。リアルな登場人物が出てこない。これなら『ライオンの…』の方が、死ぬことを怖がるお母様を想って書かれたとかなんとからしく、その恐怖を和らげるために、辛い部分をあえてファンタジーで濁したのかもしれない、と思えなくもないぶんマシ。
それからあだ名のセンスが壊滅的。下ネタはいかん、というレベルではなく(ライオンの粟鳥栖さんも最悪だったなあ)、普通に引く。ただ、文房具や手紙に関する蘊蓄がたくさん出てきたのは個人的に面白かった。
こういう生い立ちで、青春時代にこんなことがあり、その後もいろいろ経験して、今こんな風に暮らしています、そして新しくこんなことが発覚しました、という流れの中で、いやそうはならんだろ!という台詞を吐く主人公。周りの人々の言動もちょっと理解し難い。
この人の作品は、なんだか無性に、そんなわけあるかーいと、ツッコミを入れたい気分の時にでもまた読んでみよう。基本的な文体も、言葉のチョイスも、嫌いじゃないんだ。
