息子の学校で公開授業があり朝から覗きに行ってきた。写真はその後、夫がお出かけした帰りに買ってきてくれたグラニースミスのアップルパイ。ド定番のものが最高だとわかってはいるものの、期間限定やら店舗限定やらあると、それはそれで気になるんだよね。いつも悩む。


さて学校での息子を見て、以前より少し成長を感じている。椅子をがたがたさせないし、姿勢正しく先生やお友達の話を聞けていた。積極的に手を上げて発表もできた。上靴の踵も踏んでいない。


低レベルかもしれないけど、どれもこれも、これまでの公開授業ではいつも気になっていたんだ。後は、周りの席のお友達と平和な雰囲気で会話をしていて、それも嬉しかった。ほっ。


担任の先生から頻繁に、トラブルの報告の電話がかかってくるので、クラスの人間関係について心配していたのだ。今日見た限りでは、大丈夫そう、かな。



午後は息子とSWITCHで逆転裁判に興じ、ついに【1】をクリアした。ずっと昔に一度やったゲームなのに、内容をかなり忘れており、うっかりゲームオーバーになってセーブしたところからやり直し。長い道程だった。



『つみびと』山田詠美

読み始めてしばらくしてから、実際にあった幼児虐待事件をベースに書かれていることに気づく。しかしどうやら、関係者に取材などを行ったわけではなく、だたその事件がモチーフになっているだけらしい。


現実の事件とはここが違う、あそこが違う、ということが気になるとキリがないので、単純に山田詠美の小説として読んだ。


壮絶な母パート娘パートとの対比を狙ってなのか、幼児たちのパートはかなりファンタジー色が強く、個人的には微妙な気がした。健気だよね、かわいそうだよね、という変な圧を感じる。もっと別の描き方があったのでは、などとえらそうに思ってしまう。


日本語のタイトルは『つみびと』だけど、表紙には英語でSHINNERSとも書かれている。複数形。母親ひとりが裁かれておしまい、ではないのだ。