今日はサツマイモで朝ご飯をつくってくれた息子。皮を剥いて拍子切りにして、ミルクと砂糖とバターで炒めた模様。いや蜂蜜かな?とにかく美味しかった。



先週、いつも喧嘩と仲直りを繰り返している、トムとジェリーみたいなお友達とまたやり合って、でも「あれからどうなの、仲良くしてるの?」と確認したところ、にっこり笑ってウンウンと言っていたのでひと安心。「大丈夫だよ、2人で、校庭に怪しい人がいないかパトロールしたの」とのこと。いと、くだらなきかな。


ジャングルジムの上に司令官のお友達がいて、その子から、むむむあそこが怪しいぞ、などと指示を出されたら駆けて行って、異常なしでしたと報告する遊びなのだそう。た、たのしそうだね(棒読み)。謎に“えっへん”というお顔で息子が教えてくれた。



今日はサッカーが午後からだったので、午前中はのんびりできた。詳細は忘れてしまったけど、なにごとかお喋りしていた時のこと。私がやる!って言っていたことが結局できなくて、アラ嘘つきになっちゃったね、ごめんね、と謝ると、息子が「ママ嘘つきでもいいよ、ママが嘘をつくときは事情があるんだもの」と言ってくれた。


いつだったか、私が言った言葉を、息子なりにちゃんと覚えていてくれたのだなあと、驚いた。迂闊なことは言えないね。大人の事情も慮ってくれて、ありがとね。

『母の遺産』水村美苗

新聞小説。面白かった。まず日本語が美しく、読んでいて心地良い。ただし最後の方、なんだろう、311の震災の影響でもあって、バタバタと終わったんだろうか。急に調子がおかしくなって、は?ゴーストライター?とまで思った。

「あれば」「すれば」「なれば」という言い回しが異常に繰り返されてうっとうしく、それまで本当に、美文だわ〜とうっとり読み進めていたので、よけいに戸惑った。あれなんだったんだろう。ちゃんと推敲して?

さて肝心の内容は、昭和の小金持ち界隈のなんやかや。齢50を過ぎても母に振り回される娘たち、熟年夫婦の低い湿度、介護、看取り、お金、芸術と知、生きていくということ。それから老いということについても、深く考えさせられた。

文学というよりは、エンターテインメント小説だからこそ、本来なら重たいはずのそれらが、カラッと描かれていて楽しく頁をめくった。