今日、帰りの待ち合わせ場所で待っていると、息子が、3年生のお兄さんと並んで歩いてきた。何度も頭をよしよしとされている様子。どうしたのかな。


普段、あんまり名前を聞かない3年生で、2人で帰ってくるなんて珍しいけど、実は保育園が一緒で、挨拶と軽い世間話はする程度の仲だ。


息子が、ぐでーんとした顔で「ああ、ママー。なんかあんまり力でなくてさ。なんでだろ」とボヤく。身体というよりは、メンタルが本調子ではないみたい。それを、お兄さんが元気づけようとして、あれこれ声をかけてくれていたらしい。


息子の話を要約すると、なにかがあったわけでもないのに、急に孤独な気持ちになってしまうとのこと。自分には誰も味方なんていないような。友達はいるのに、ひとりもいない気分になるんだって。それで、なんとなく寂しいというか、パっとしない気持ちになる。なんだろうこれ。昨日の夜からなんだ。


私にはその気持ちの原因は、まったくわからなかった。特に昨日は、サッカーもその後の公園も、遠回りした帰り道でも、普段以上にお友達ときゃっきゃと笑っていたのだ。  


でも私にも同じような気分になる時はある。生理前、情緒不安定で、何百人もの友達とSNSで繋がっているし、それはインターネット上だけでなく、実際毎晩のように誰かと会って食べて飲んで楽しい時間を共有していても、それでも突然、誰も私のことなんて好きじゃないんだ、本当の友達なんていないんだ、などと考えてしまうのだ。


息子もそれと同じかな。どうしたんだろう。本人は「やっぱりストレスかなー」なんて呟いていて、その3年生のお兄さんは、クラスは仲が良くて楽しいけど、オレもたまに、意地悪されることがあるよ、なんて、ポツポツと自分のことをお話してくれた。なんだか息子に寄り添おうとしてくれてるみたいに見えて、じんとした。


結局アドバイスもなにもできず、私もそういうことあるよ、と伝えてその話は終わった。子供だって、いろんな気持ちを抱えてるんだよね。



さてそれから、息子が学校のことを楽しそうに話してくれた。学校でプールがあって、息子は朝、少し鼻水が気になるから見学をしたい、と言うのでそうしたのだけど、今日はプールに入ればよかったー!!と、学校のプール嫌いな息子にしては、レアな発言をしていた。


プール見学組が何人もいたので、みんなでお茶早飲み大会をやったんだとか。それで1位は〜ドゥルドゥルドゥルルル(ドラムロール?)○○!それで〜(割愛)、ねぇ3位は誰だと思う?ドゥルルル…オレ!と、とても誇らしげだった。なんだ、エンジョイしてんじゃん。


でも授業では、蹴伸びと、だるま浮きと、伏し浮きをやって、そのどれも、こないだ家族で行ったプールでやったことばかりだったので、嗚呼今日はプールでオレのすごいところを見せて、自慢できるチャンスだったのにぃ、と笑っていた。そういうことか。


うん、スイミングスクールに通っている子からは、既に背泳ぎやバタフライをマスターしたと聞くので、だるま浮きでは全然自慢できないと思うけど笑、しかし息子は本気で悔しそうなので、すごくかわいかった。ちびまる子ちゃんのキートン山田のように、心の中でツッコミつつ息子の話を聞く。幸せな時間だなー。


息子の情緒不安定は解決していないのだけど、ひとまずちゃんと、楽しいことは楽しいことで、楽しめているようなので、このまま見守ろうかな。私なんかは結局、知らないうちに気が晴れていることが多い。息子もそうだといいな。