朝8時からサッカーだったのに、ちょっと寝坊して、朝ご飯を少ししか食べられなかった息子。練習が終わるやいなや、コンビニで買ったピザまんを頬張った。この後、すぐにダンス教室に向かう。



今日はサッカーでチームメイトから嫌なことをされたと、息子が「オレもうサッカーやめるから!!!」とキレていた。相変わらず、煽られ耐性がない。意地悪なことをする方が100%悪い、と私は思うけど、でもそうは言っても、どんな世界にも、意地悪なヤツはいるもんだ。普段は優しい人が、たまたま意地悪になってしまうことだってある。


だから、息子のようにいちいちキレ散らかしていては、自分も周りも、くたびれるじゃないか。もうやめる、もう帰る、もう遊ばない、もう絶交。


ちょっとだけ、受け流せるようになったら楽なのにな。相手を許す必要はないけど、いったんスルーするというか。まあまだ1年生には難しいか。かくいう私は息子くらいの頃、泣き虫の怒りん坊で、いつもビャービャーとドラマチックに騒いでいた記憶がある。あの頃の私と比べたら息子は全然マシなくらいだ。


そう考えると、自分のことを棚に上げて息子にアドバイスなんかするのも、なんだかな。まあ、親業って往々にしてそういうもんだよね。

さて今日の1冊。『図書館の神様』瀬尾まいこ


実際にはひとことで説明できないくらい、もやもやと複雑な心境で読んでいたのだけど、あえてひとことで言うと、かなりがっかりした。


主人公が、私の嫌いな不倫をしていたせいもある。結婚してからというもの、小説やTVドラマに出てくる不貞行為に、悉く嫌悪感を抱くようになってしまった(独身時代はそれほどでもなかった)。不倫は心の殺人と言われるけど、まさにその通り。


もし現実に自分がされたら、と想像するだけで息が苦しい。きっとどんなことがあっても、愛する息子のために生活は全うするけど、生きる屍のようになってしまうと思う。ううう、考えるのやめよ。


そんなわけで、瀬尾まいこのいつもの調子で、不倫すらもほっこりで包まれていて、どうにもこうにも気持ち悪かった。いやそんな、ほっこり扱って欲しくないのよ。


小説の主人公が、聖人君子である必要はないのはわかってる。でもこんなふわふわ恋愛ごっこしてる裏にはさ、相手の奥さんがいてさ、私はその、本筋にはまったく関係ない奥さんに感情移入してしまうんだから、仕方ない。この作品と出逢ったタイミングが悪かったか。



さらに、主人公は学校で働いているのだけど、こんな先生いたら嫌だな、という言動の連続。これは彼女の成長の物語のようなので、最初は駄目な先生らしく描かれるのはそのためなんだろうけど、でもそれにしてもね。息子がいるからか、余計にそう感じてしまう。これでは、先生ガチャ大ハズレ。


瀬尾まいこの紡ぐ、文章の雰囲気自体は好きだから、この作品の中にももちろん、読んでいて心地良いシーンはいくつもあった。でもやはり、こりゃないわ、と呆れる気持ちの方が勝ってしまった。