ランチのついでにLINEを見ると、夫から、今夜は皆既月食だよと連絡がきていた。わー。ちょうど今日は息子のサッカーがある日なので、帰り道に一緒に見よう。
自分ひとりだったら、月食とか流星群とか、そこまで興味はないけど(誰かに誘われたら見ようかなくらい)、なんかさ、子供には積極的に見せてあげたい、見て欲しい、って思うんだから不思議だよ。
夕方6時、お迎えに行くと、子供たちがサッカーをしながら口々に月食について話していた。せっかくだからドーナツを買って帰ってお月見しようとママに提案している子もいて、微笑ましかった〜。
我々は歩道橋の上から観測。この後だんだん月が赤く染まって、神秘的だった。月食なんて言葉もなかった大昔の人々は、この様子を見てそりゃ驚いただろうな。月の神様がお怒りなのか、とかさ。やはり宇宙人は存在したのだ、とか。原因がわからないことは、恐怖の対象になる。知ることって、大切だなぁと、とんちんかんな感想を抱いて帰宅。
さて、今日の1冊『ユートピア』湊かなえ
田舎の閉塞感のリアルさ、女性キャラの心理描写はさすがの湊かなえ。ころころ視点移動があるにも関わらず、ストレスなく読みやすい。視点移動がわかりにくい上に一人称と神視点がごちゃごちゃで本当に読み辛い小説を先月辺り読んでいたので、余計に感心した。
ミステリー要素は、そんなに…だったかな。帯の、善意は悪意より恐ろしい。というキャッチコピーも、個人的にはあまりしっくりこなかった。
過去の殺人事件がどう絡んでくるのか、火事の真相は、みたいなことを期待して読むと、特に深いオチもなく拍子抜けすると思う。でも、女同士の微妙な人間関係を高みの見物(悪趣味)というか、うわーいるいるこういう女〜、はいはいそういうこと言うよね〜、みたいな感覚で読めて、わりと楽しかった。

