昨日お友達の家に遊びに行く時、駅前の図書館に寄り、電車で読む用に本を借りた。毎回ゾロリばっかりでもなんだしな…と思って、初めて伝記漫画を借りてみたところ、ハマった様子。


最初に読んだのはエジソン(写真は2冊目、アメリア・イアハート)。今は私が小さかった頃と違って、偉人たちもばっちり少女漫画テイストで、エジソンなんてすっかりイケメンになっていて笑った。


さっそく他にも、ライト兄弟とかニュートンとか借りたい!とうきうきしている。でもやっぱりオレはエジソンが好きだなーと目をキラキラさせながら言っていたので、どこが好きなのか教えてもらった。


エジソンはね、つらいことをがんばったんじゃなくて、ただ楽しいからやりたかったんだって。自分が楽しいからやったことが、世界中のひとの役に立ったの。今もみんなの役に立ってる。エジソンが言ってたよ。人間は、駄目だと思うと、そこで諦めてしまう。もったいない話だ。本当に楽しくなるのは、そこからだというのに。


息子はこの、最後のエジソンの台詞らしきものを、エジソンになりきっているかのように、心を込めて口にしていた。とてもお気に入りの台詞のようだった。


私はその漫画は読んでいないので、どんな描かれ方をしていたのか実際にわからないけど(そしてその漫画が、どこまで史実に沿っているのかも)、とにかく努力しました、つらいことも頑張りました、というんじゃなく、エジソンは発明が本当に大好きで、なにか壁にぶち当たってもずっと楽しみ続けました、という表現だったらしく、そこに感動したみたい。


息子が読書する様子をを見ていて、速読、多読がカッコイイと思っているような印象があったので、意外とじっくり内容を噛み締め、自分の言葉で感想を聞かせてくれたことに、思わず感心してしまった。そして私も息子の感想に共感。私が1番最初に坂本龍馬を好きになった理由も、そんな感じだったな、と懐かしく思い出す。