息子の提案で、ランチはおにぎりパーティをした。梅干しや昆布、ツナマヨなどの具を並べて、各々おにぎりを作って食べよう、というもの。サラダと卵焼きも用意して、ただそれだけなのに楽しかった。


三連休は台風接近の雨予報で、もともと計画していた別荘行きは中止。なにもすることがないけど、でもただおにぎりを食べることが、こんなに楽しいとはね。本当に、家族で一緒になにかをするのって最高だ。


各々がにぎる予定だったおにぎり、私のぶんは息子が全部つくってくれた。世界一おいしかった。ママ、なににする?次はなにがいい?へい、おまち!



しかし息子と私、そんなふうに相変わらず仲良しだけれども、彼の成長に伴って、衝突もちょくちょくする。なにかが思い通りにいかない時、イライラを爆発させる息子には、好意のアドバイスすら届かず、正論を振りかざして注意なんてしようものなら、もう駄目。


こないだは、あまりにも息子の言いぶんが理不尽で、いちいちイライラしないの!と叱ると、息子も息子で全力で憤っていて、「じゃあなんでお母さんは、おれをわざと挑発するように怒るんだよ!」と悲痛に叫んでいた。


別に、わざと挑発なんてしてないけど。でもその時、息子が伝えたかったことはわかった。自分だってお母さんと喧嘩なんかしたくない、怒りたくないけど止められない、これ以上なにも言わないで。


なんか、怒り散らしている息子が、助けてって言ってるみたいに見えて、胸が痛かった。これ、数年後の思春期やら反抗期やら、こっちのHPもかなり削られそうなのが、容易に想像できるな。心しておかねば。

本日読了した作品。
『冷たい校舎の時は止まる』上下巻/辻村深月

無駄に長かったけど、雨の連休のおかげで無事に読み終えることができた。陳腐な描写、類型的な登場人物、同じ話の繰り返し、全体的に薄っぺらで幼い。

作者と同姓同名のヒロインが、これといって魅力もないのに女子からも男子からも好かれて守られ、気持ち悪かった。自殺未遂のくだりなんてもう、あらゆる面で最低。

そして親友たちを校舎に閉じ込める必要とは。たびたび出てきた「思い出した?」という謎のホラー要素や、「責任を云々」というのはなんだったんだ。いろいろ納得いかず、もやもやさせられた。

魅力的な人間が描けている、とかでは全然なく、ときめきトゥナイトの真壁くんカッコイイよね、と同じくらいのノリで、菅原と鷹野はよかった。

せっかく『スロウハイツの神様』で、この人の作品、悪くないじゃん、と思ったのに、また評価が地に落ちた。いや、これデビュー作らしいから、粗が目立つのも冗長なのも仕方ないのか。編集者って、作者に意見とかしないのかな。

彼女のファンの人のレビューなどを読むと、辻村深月は一作ごとに腕を上げていく、らしいから、スロウハイツ以降の作品を、また読んでみよう。