夏休み明けの息子。元気よく起きて、校門の中に消えて行った。これから始まる二学期も、楽しんでね(写真は、最近お気に入りの妖怪、ピントコーンちゃんと)。 

 

今日は、宿題を提出したり、夏休み中にお友達がなにをしたか聞いたりして1日が終わった模様。班になって絵日記の内容を発表し合ったらしいんだけど、みんなどんなことしてたって?と尋ねても、満足に覚えておらず、脱力。え、ひとの話を聞かないにもほどがある…。

 

勉強は好きみたいだし、運動は苦手ながらサッカーもダンスも頑張っている、あとはコミュニケーションが、息子の大きな課題だなあ。まあ、自分も苦労したけどさ。

 

別に本人が努力をしなくても、自然と友達ができて楽しそうにしてる子たちを見ると、いいなあ…と羨ましくなってしまう。大人になって振り返ってみたら、小学校でどれだけ友達ができたかなんて、たいした問題じゃない、って思えるけど、現役小学生の息子に対して、そんな身も蓋もない言い方をするわけにもいかない。

 

そういえば以前ブルーハーツのヒロトが、学校に友達がいない、居場所がないと感じている子供たちに向けて発信してくれた言葉が、昔ぼっちだったおとなたちの心をずいぶん慰めた。

 

私に似て、友達を作るのが得意じゃない息子が、自分なりにがんばって、でもうまくいかなくて、人間関係のことで心を痛めるような日がもしもきたら、教えてあげよう。

 

居場所あるよ。席あるじゃん。そこに黙って座ってりゃいいんだよ。友達なんていなくて当たり前なんだから。友達じゃねぇよ、クラスメイトなんて。たまたま同じ年に生まれた近所の奴が同じ部屋に集められただけじゃん。

 

趣味も違うのに友達になれるわけないじゃん。山手線に乗ってて、『はい、この車両全員仲よく友達ね』って言われても、『いや、偶然今一緒に乗ってるだけなんですけど』って。友達じゃねぇよ。

ただ、友達じゃないけどさ、喧嘩せず自分が降りる駅まで平和に乗ってられなきゃダメじゃない?その訓練じゃないか、学校は。友達でもない仲よしでもない好きでもない連中と喧嘩しないで平穏に暮らす練習をするのが学校じゃないか。だからいいよ、友達なんかいなくても。