ダンス教室の後、お友達とソフトクリームを食べて帰るのが、最近恒例になりつつある。大好きなママ友さんとのんびり話せるので、息子のみならず、私もこの時間がとても好き。放課後みたい。


いったん帰宅し、午後はプールへ。今日も息子と夫は、25Mプールでバタ足の練習をしたとのこと。私も見学予定だったんだけど、家でいろいろやってから追いかけたら、間に合わず残念。息子の頑張る姿、見たかったなー。


夜は息子の希望で外食。いっぱい食べて満腹になる。今朝唐突に「ママ、外食したい」と言われたのだ。シンプルなリクエストでなんか笑った。

今日の1冊。『あと少し、もう少し』瀬尾まいこ


序盤あまり面白いと思えず、なんかハズレかもー?って気分のまま読み進めると、駅伝がスタートした辺りから、ぐいぐい引き込まれた。


通勤電車で、手に汗握り、感動して涙目になり、気づけばすっかりハマっていた。私、普段まったく陸上に興味がないのに、たまたまお正月に箱根駅伝を見ると、うっかり熱くなっちゃうタイプだもの。これはね、もう、ずるいよ。


中学生たちの描写は全員すごく良くて、さすが瀬尾まいこ。しかし、先日読んだエッセイの内容からして、顧問の先生は作者本人がモデルなのかと思ったら、どうもでしゃばり感が鼻についた。


いや、特に最後、そこは先生がしゃしゃるんじゃなくてさ、駅伝メンバーの爽やかなやりとりで締めて欲しかったよ。


あとは文庫本の表紙が、昔のティーンズノベルのようで、電車で読んでいてなんだか恥ずかしかった。なぜこの装丁?どうやらこちら、中学生向けの推薦図書になったりしてるようなので、単に私が対象年齢外ということなのか。


しかし本当に、まっすぐ胸に響くことばの数々よ。読んだからって人生が変わったりはしないけど、ちょっと忘れていたやる気を思い出せるような、良作だった。