朝からサッカー。ううう、やはり8時開始は厳しい。今は気候がいいからまだなんとかなっているけど、冬なんてね、想像しただけで、むぅりぃ(妖怪ウォッチより、ムリカベ)。
来週から学校で水泳の授業が始まるので、その前に水着の調子(?)を確認すべく、午後は区民プールへ。夫、息子、私の順番で並んで自転車を漕ぐ。息子の背中がすっかりたくましくなって…と言いたいところだけど、いつまでたっても頼りない。なぜ。
息子的にはすいすい自転車を漕げているつもりかもしれない。でも、母の目には、乗り始めた頃と少しも変わらず、危なっかしく映るよ。これって、一生こうなのかな?私が極度に心配性なせい?
肝心のプールはいつも通り、とにかく水に慣れる!ということを念頭に、ばしゃばしゃ水遊び。たまにビート板を使ってけのびをすると、ガラス窓で区切られた見学席で待っている私に向かって、息子が誇らしそうに笑顔を見せてくれるのであった。かわいい。
「ママ!ご本とか読まないでよ。ちゃんとオレのこと見ててよ!」と注意されつつ、本日こっそり読了したのはこちら。
『殺戮にいたる病』我孫子武丸
これ、長い間ずっと、心の中の“読みたい本リスト”に入ってたんだよね。面白い、面白い、という評判をよく聞いてて。
最後まで読んで、うーん、そうきたか、という感じ。叙述トリックって、そういうこと?犯人は〇〇ではなく、▽▽でした、って急に出てくるんだけど、読んでいる間に、犯人は〇〇のはずなのに、なにかがおかしいんだよな…という違和感があれば、もっと面白かったのかも。
私にとっては正直全然、引っ掛かる部分がなかったので、〇〇でも▽▽でも、そこはどっちでもいいや、と思ってしまった。
例えば、生徒なのに“休講にする”という言い方をするのは変だ、とか、大学生なのにイタリアンのコース料理を食べたり、自分の車を持っているのは変だ、とか。細かい部分に気づく読者なら、最後の最後で、なるほど、〇〇じゃなくて▽▽だからだったのか!!と、ものすごくスッキリできる気がする。
私のようにぼんやり(してたつもりはなかったけど、結果的にはなにも気づかなかった)読んでいると、ネズミを殺したのは猫だと思っていたけど、実は犬でしたー、って言われても、「え、あ、そう」でしかない。
トリックの他には、死体を損壊する場面のグロさについても、ネットのレビューで賛否両論盛り上がっていたけど、そこも別に、この作品を評価するポイントではない、と思った。
私にとって興味深かったのは、父親が父親になれず、いつまでも息子のままでいる、という不気味な幼稚さ。それを意識して再読したら、背筋がゾっとする。
祖母と夫婦とその子、という三世代が同居しているのではなく、ひとつ屋根の下に、2組の親子が暮らしているという構図。その辺りが、現代の日本が抱える「病」なのかなー?と思ったり思わなかったり。
個人的には、読みたい本リストの1冊を、無事に読み終えたのでちょっとした達成感が味わえた。


