息子がわけのわからんクイズを出してきて、全然見当もつかなくて、考えあぐねて答えを聞いた。すると話してるうちに息子自身もわからなくなってしまったみたいで、ちょっと黙り、でも完全にかっこつけながら「おれの心にきいてみな?」だって。答え忘れちゃった、とは言わないスタイル。

 

そんな、よくいる愛すべきおバカ男児として、日々おどけ、変なところでかっこつけ(しかもかっこよくない)、目覚ましい成長を遂げている息子。彼の今後が楽しみです。

 

 

ところで今朝、異様にお腹が空いて起きた。寝起きの数分間は息子と2人でお布団の中でぬくぬく、ごろごろすることがあるのだけど、息子が私を枕にした状態でお喋りをしていたら、ものすごいボリュームで私のお腹が鳴った。

 

すると息子が私のおへそのあたりに向かって「おなかくん、いいコンサートだったよ。さいこうのオーケストラだったね。もっともっともりあがっていこう」と話しかけていて、笑ったし、愛しかったし、最終的にかわいすぎて泣きたい気持ちになった。

 

 

息子に反抗期がおとずれて、なんでこんな風に育っちゃったんだろ、私の育て方が悪かったのか、まったくもう!みたいな、どうしようもない気持ちになる日もいつか必ずくるんだろうけど、その時に、こういうくだらなくも幸せなエピソードを、なるべくたくさん思い出せたらな。

 

ちなみに息子に「反抗期はどうなるかねえ」となんとなく聞いたら、「反抗期なんてボクにはこないよ!」とは言わなかった。意外だった。これまでの息子の言動(←ママ命)から考えると、絶対そう言う気がしたので。

 

その代わり少し考えてから「反抗期になっても、たぶん2年くらい経ったら、たぶん元のボクに戻るからね」と言ってくれた。“たぶん”を2回、過剰に使ったところがなかなか思慮深いじゃないかと、我ながら謎なポイントで感心した。