メタモンのぬいぐるみが、本に挟まってなにをしているのかというと、しおりなんだって、これ。メタモンちゃんよろしくね、って息子が言っていた。窮屈そうに、挟まってる。
さて私の方は、今日2冊の本を読み終えた。『パークライフ』と『空の冒険』。
実は、初の吉田修一。友達がすごく好きらしく、ちょいちょいSNSに投稿しているので気になって調べたら、過去に映画化された彼の作品を、いくつか観ていることに気がついた。おお、アレとかアレとかの原作のひとなんだ、と俄然興味が湧く。ふらっと寄った図書館には、上の2冊しかなかったので、借りてみたのだけど…。
結論から言うと、初読と再読とで、かなり印象が違った。最初は、私にはまったく魅力がわからず、退屈すぎて思わずもう一度読み直したほど。
もしかしたらこれが、短編集だからなのかも。この作者の真骨頂は長編なのかも?と思いつつ、読み終わってから、パークライフの方はまさかの芥川賞受賞作品だと知り、驚いた。
それならば、短編はうまくない、なんてわけでもなく、ただ単に私の感性が古い、という可能性の方が高いのではないか。もう40も越えて、時代についていけなくなっているのかもしれない。
最近読んだ本でいうと、村上春樹だけは相変わらず好きだったけど、ちょっと前まではそこそこお気に入りだった西加奈子や江國香織は、どうも受け付けない部分が多かった。あれも今思えば、こちら側の問題だったのかもしれない。おばさんになると、ストライクゾーンが狭くなるんだろうか。
もやもやしながら、1ページ目に戻る。
すると不思議なことに、初めて読んだ時より楽しい。この現象、いったいなんなんだろう。作者の癖、みたいなものに慣れるのかな。慣れると、話がすーっと入ってくる?わからん。
そんなわけで、2回読んだ。面白い、さすが芥川賞!となるまではハマれなかったけど、じわっと沁みる箇所もあったりして、図書館で予約してきた彼の長編作品を読むのが楽しみになった。
