朝、保育園まで手をつながないで歩く練習。油断すると無意識につないでしまうので、気をつけねば。少し先を行くかわいい背中を眺めていたら、私の視線を感じて急にふざけ出す息子。お腹を出したり、引っ込めたり、出したり、引っ込めたり。

 

なにがそんなに面白いのか、しばらくやり続けて、けらけら笑っていた。そういう時はだいたいいつも、不思議と顎がしゃくれている。

 

 

今日は出社の日だった。月に2回。普段、どこへ行くにもほぼ息子と一緒なので、歩きながらとりとめもなく考えごとをする、てなことが、そういえばあまりできない。でも出社する日は、思う存分いろんなことを考えられる。なんというか贅沢な時間だな。

 

薄曇りだけど、蒸し暑く、そんなお天気のせいか、夏によく遊んだ友達のことをあれこれ思い出した。あの子やあの子、みんなどうしてるだろう。

 

 

特に思い出したのはユウコのこと。なんでかな、夏の思い出がたくさんあるからかな。海岸に座ってひたすらお喋りしたこと、ビーチのフェス、浴衣で行った夏祭り、そうだ、ロスも暑かったな。2人でぐだぐだ歩き回ったダウンタウン。三泊四日の行き当たりばったりで、効率良く動けずあんまり観光する時間はなかったけど、とにかく心底楽しかった。

 

それから女友達4人で湘南をドライブした日のこと。暑くて、大笑いして、最高だった日のこと。

 

ミクチャンがいきなりみんなにガリガリ君を買ってくれた。私はそんな彼女がもんのすごく眩しかった。自分だったら、ガリガリ君食べられない人もいるかも、今はいらねーよって思うかも、しかもアイスだからすぐ食べないと溶けちゃうし、ありがた迷惑かも、などなどとにかくマイナスな想像ばかりして、絶対にそういうことができない。

 

走りながらたいした意味もなくウェイウェイ言って、みんなでガリガリ君食べたの、当時はそんな単語なかったけど、“エモかった”な、ほんと。

 

思い出は時系列バラバラに、後から後から溢れてきた。すごく久しぶりに、友達に連絡したくなった。元気?元気だよ。会いたいよ。会いたいね。コロナが落ち着いたら会おうね。そんな感じかな。

 

でもきっと、お互い今の生活があって、そう簡単には会えなさそうだ。元気?ってLINEをしかけて、その、元気?元気だよ、だけのやり取りを想像したら勝手に寂しくなってしまって、結局送信できなかった。

 

でもきっと、元気でいるだろう。あの子も、あの子も、あの子もあの子も。私の大切な、素敵な友人たち。思い出だけで、一足先に今日、夏を満喫した気分になった。そろそろ梅雨明けかな。