アニメのポケモンに出てくる、マオって女の子がいるんだけど…。
息子が緑のおズボンをかぶり、ノリノリで「ボク、マオみたいじゃない?」とひとしきりポーズ。それからマオのイラストを見て「あー、ちょっと違ったかあ。マオは頭のここに、お花がついてるもんね?」と大真面目に分析してて、え、そういう問題じゃないし?と思った夜。
ポケモンに出てくる中では、マオが圧倒的に好きらしい。かわいくて、お料理が好きで、女の子らしい。将来息子のお嫁さんになってくれる人は、そういうタイプであって欲しいと、母も願っているよ。
私自身は小さい頃から、マオとは真逆。目立ちたがり屋でキャピキャピ(?)した感じでずっと生きてきたのだけど、今思えば、なんていけ好かないガキだったんだろうと、自分のことながら戦慄を覚えている。
漫画でいうところの『天使なんかじゃない』の翠あたりを目指していたものの、あれは二次元だからいいのであって、実際にいたらウザいよね。または天性の“人たらし力”を備えた一部の人間にだけ許されるキャラよね。
こうして大人になって目が覚めてみれば、当時まったく理解できなかった、おとなしくて、でも暗いわけじゃなくて、なんというか“地味め”な女子が、どうして大人や男子から人気があったのか、痛いほどわかる。うんうん、一緒にいて安心するよね。かわいいよね。
男の子の親となった今、彼が、昔の自分のような女子だけは好きになりませんように…と切に願うばかりである。
そういえば息子には、2歳ぐらいの時に「けっこんする」と約束したお友達がいて、そのことをしつこく覚えていたのだけど(お相手の方は、別のイケメン君のことが今は好き)、最近になって急に「ボクやっぱり結婚するの断った」と言っていた。
いやいや、「断った」って、彼女のママさん曰く、あちらは既に心変わりしてるはずだけどね?でも息子から断ると少し怒って「わたしのこときらいになったの!?」と詰められたとのこと。乙女心かわいい。
ちなみになぜ結婚を断ったかというと、「ボクはずっとこの家でお母さんとパパと暮らしたいから。結婚すると違う家に出て行かなくちゃいけないみたいだから」だって。その理由もどうかと思うけど、自分がとっくに失恋していることに気がつく前に、結婚を諦められたので、まあ良かった。

