地方から上京した若者たちのどの人生にも、必ず一度は「下北時代」というものがあるのではないでしょうか。
下北沢に住んでたんだ、とか、
あ、昔よく下北通ってたよ、みたいな。
私のソレは、19歳から23歳くらいまでの4年間でした。
下北沢の徒歩圏内に住み、
下北沢でアルバイトをし、
そこら辺をうろうろしているだけで、
下北沢らしい怪しい友人や、
謎だらけの知人が次々にできたあの頃。
懐かしくて愛しいけど、あんなにとっちらかってる時代にもう二度と戻りたくない、
と苦笑いしてしまうあの頃。
当時のバイト仲間が今も下北で暮らしていて、
今夜は久々に何人かで再会の乾杯をしました。
当時から「姉さん、姉さん」と慕われていたミミにはもう子供が2人もいました。みんなの姉さんである彼女には、
私もたくさん面倒をみてもらい、話を聞いてもらい、助けてもらいました。
あの時私はハタチかそこらで、「姉さん」は27歳でした。
今の自分はすっかり、姉さんの年齢を越えている、
なんだかビックリです。
可愛い姉妹のひとりがまだ小学1年生だというのに、
「すごい変わり者で、ヨウに似てる。ヨウを見てるみたいなんだよ」
と、なにやら心配そうに言っていましたが、
確かにちょっと近い匂いを感じて、
仲良くスーパーマリオのゲームで遊びました。

今まで一度もクリアしたことのなかったコクッパを倒せたと言い、とても満足そうな顔で笑うお姉ちゃん。
変わり者と呼ばれても、どうか天真爛漫に成長してね。
ちなみに私は、「少し会わない間に大人になった」と、
久しぶりに親戚の家に遊びに来たみたいな感じでしみじみと言われて、
さすがに照れてしまったのでした。
大人になったね、て。もう33歳だし。
みんなそれぞれ忙しいみたいだけど、それぞれ幸せな様子でした。
よかった、また遊ぼう。
