ばばばばーっと仕事を片付けて、今日は早く帰るぞ!と18時に会社を出たのに、
人身事故で電車が止まって結局家まで2時間もかかってしまいました。
でも電車が遅延すると毎度思うけれど、
家から会社までの約30キロをたったの40分で、そしてたったの500円で、
運んで貰えるってスゴイことです。
移動手段がなかった時代はそれこそ野を超え山を超え、何時間もかけて行った距離です。
どっかで車をつかまえて、何百円か払うから私をあそこまで連れてって、なんていうのも無理な話です。
それを電車がやってくれてるのだということに改めて思い至り、
感謝をしつつ出発を待ちました。
まだかなー。
途中の駅で、私の乗っていた電車がかなり長いこと停車した時、
声しか聞こえなかったけれど1人のおじさんが凄まじい剣幕で怒り狂っておりました。
公共の場であんなに怒鳴り散らしてる大人、久しぶりです。
電車はいつ動くのか、動かないと困る、
という内容で、とにかく激しく駅員さんを詰問したりして、
中でも錦の御旗さながら繰り返し言っていたのが、
「こっちは金払ってんだよ!」
はあ。
ダイヤ乱れのため乗車率が軽く120%越えたか、という状態だったので、
すぐそこで起こっている修羅場を見ることは出来ず声だけの観戦(?)でしたが、
とにかくその「金払ってるんだから何とかしやがれ」は、だいぶ続いていました。
ふざけんな、馬鹿野郎。金、払ってんだよ、
ふざけんな、馬鹿野郎。金、払ってんだよ・・・
金って、金って、恐らくは切符代の数百円ですよ。
その数百円は、通常運転が出来ればあなたを四谷から新宿まで160円で運びますよ(例えばね)
っていう代金であって、
どんな事故が起ころうとも必ずやあなたを目的地まで時間通りにお連れ致します!
みたいな代金じゃないわけです。
そこまで急いでいるのなら、数百円を返すから、
タクシーでも何でも使って向かいなさいよ、って思ってしまいました。
おじさんは駅員さんをなじりたいだけなじり、
そのうち静かになりました。
家族が急病だとか、飛行機に間に合わないだとか、世界の命運をかけた会議に遅れるだとか、
彼には彼の、のっぴきならない事情があったのだろうとなんとなく考えて勝手に納得しました。
さもないと、他人事ながら余りにも駅員さんが不憫で。
そして頭の中で、大好きな赤い電車の歌を歌っていました。
くるりの歌はこれ1曲しか知りませんが、
元・京急線ユーザーだからというのもあって、すごく好きです。
赤い電車は歌い出す
ファソラシドレミファソー