毎日映画を観ています。
*
Showgirls (1995,アメリカ)
舞台は、欲望+金+権力が「これでもかっ!!」と言うほど渦巻くラスベガスのショービジネス界。
主人公ノエミがトップダンサーを目指し、弱肉強食、なんでもアリでのし上がっていきます。

登場人物たちのハングリーさに胃もたれすること請け合いです。
こてこてのラスベガスがここにはあります。
裸のダンスが本気過ぎて全然エロくないです。驚愕の身体能力です。
Wiki によれば、1995年のゴールデンラズベリー賞10部門ノミネート、
最悪作品賞・最悪監督賞・最悪主演女優賞・最悪新人俳優賞・最悪脚本賞・最悪主題歌賞の6部門制覇
(後に2000年の特別賞である1990年代最悪作品賞も受賞)という偉業を達成。
ということです。
ちなみにこの賞は、毎年アカデミー賞授賞式の前夜に、
その年度の最悪のハリウッド映画に(冗談半分で)おくられる映画賞です。
“断トツの最悪”ってむしろ潔くって、嫌いじゃありません。
しかし同じくWiki の中でこうも書かれており、興味深いです。
ごく一部の間ではカルト的な支持や評価を得る作品があるが、この映画もその1つで、
特にゲイ及びドラッグ・クイーンの間で人気が高く、今も支持されている。
*
Butterfly circus (2009、アメリカ)
20分程度のショートフィルムです。
深いストーリーや背景があるわけでも、思いがけないメッセージがあるわけでもありません。
話はいたってシンプルです。シンプルですが、役者の演技が本当に凄いです。
なんだろう、あの一挙手一投足。そしてあの表情のひとつひとつ。
沁みるーっ。
内容はというと、両手両脚のないWill が自分の壁を乗り越えるというかそういうものです。
まぁとにかく観て下さい。
そのうち削除されるかもしれませんが今ならYoutube で観られます。
物語の始まり、Will は見世物小屋のようなところにいます。
二頭体双生児の美女(映画Big fish にも出てた気が・・・)や、巨躯の女性と共に、
フリークスとしてそこにただ、いるのです。

でも人生は展開してゆきます。そうです、どんな方向へも。
この映画は、学校の友達が薦めてくれました。
あなたなら絶対好きになると思う!!と、彼がメキシコへ帰る直前の最後の授業で、
「Butterfly circus」と、私のノートの端っこに書いてくれたのです。
彼はどうしてあんなにこの映画を私に薦めたんだろう。
大した意味はないのかもしれないけれど、あれこれ思い巡らしてしまいます。
*
The Adventures of Priscilla,
Queen of the Desert (1994、オーストラリア)
邦題『プリシラ』としてよく知られたいわゆるゲイムービー(?)です。
高校1年生の頃、プリシラの小さなポスターを部屋の壁に貼っていました。
主人公らの女装とショーの衝撃もさることながら、
オーストラリアの広い広い果てしない大地をピンクのバスが横断する様が圧倒的です。
バスの屋根の上で歌いながら砂漠を行くシーンが大好きです。
この3人のゲイ達は散々歌って踊るのですが、
中でも一番好きなのはこちらの一曲です。
I Don't Care If The Sun Don't Shine. / Patti Page
太陽が照らなくても 夕方には彼が戻ってくる
死ぬほど惚れてる あたしのベイビー
日暮れとともに あたしは元気を取り戻す
いとしいあなたが 戻ってくるから
キスして キスして もひとつ甘いキス
何回キスしたのか 自分でもわからない
太陽が照らなくても 夕方には彼が戻ってくる
死ぬほど惚れてる あたしのベイビー
*
Sedmikrásky (1966、チェコスロバキア)
60年代ガーリームービーとして有名な映画。
創刊当初のCUTIE なんかで、お洒落芸能人のお気に入り映画と言えばコレ!でした。
「死ね、死ね、死ね、こちら療養所」
「ダメ、ダメ、ダメ、ダメ、私たちはダメ人間」
「私たち生きてるのよ。生きてる! 生きてる!」
可愛い女の子2人が好き放題はしゃぎ回ります。
素敵なワンピースを着て、濃いアイラインをひいて、
頭には花輪、レースのショール、
嘘泣き、ミルク風呂、ダンス、ピクルス、シャンデリア、
原っぱ、ハサミ、工場、ケーキ!ケーキ!ケーキ。
そんな映画です。
「匂う。通り過ぎる人生の匂い」
私は映像自体のセンスが好きです。
色の重なり方やズレ具合が素晴らしい。

但し、この映画はただのお洒落映画ではありません。
なんと言ってもこの作品が封切られたのは今から40年近く前のチェコなのです。
少女2人のつぶやきは、疑問は、行動は、笑い声は、
当時のチェコの社会主義体制に対する批判、警告あるいは皮肉、または問題提起に、
実は満ち溢れているようです。
現代の日本にうようよいるような、
頭がゆるくて可愛いだけの、馬鹿ぶりたいガキでは決してないのです。
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Showgirls (1995,アメリカ)
舞台は、欲望+金+権力が「これでもかっ!!」と言うほど渦巻くラスベガスのショービジネス界。主人公ノエミがトップダンサーを目指し、弱肉強食、なんでもアリでのし上がっていきます。


登場人物たちのハングリーさに胃もたれすること請け合いです。こてこてのラスベガスがここにはあります。
裸のダンスが本気過ぎて全然エロくないです。驚愕の身体能力です。
Wiki によれば、1995年のゴールデンラズベリー賞10部門ノミネート、
最悪作品賞・最悪監督賞・最悪主演女優賞・最悪新人俳優賞・最悪脚本賞・最悪主題歌賞の6部門制覇
(後に2000年の特別賞である1990年代最悪作品賞も受賞)という偉業を達成。
ということです。
ちなみにこの賞は、毎年アカデミー賞授賞式の前夜に、
その年度の最悪のハリウッド映画に(冗談半分で)おくられる映画賞です。
“断トツの最悪”ってむしろ潔くって、嫌いじゃありません。
しかし同じくWiki の中でこうも書かれており、興味深いです。
ごく一部の間ではカルト的な支持や評価を得る作品があるが、この映画もその1つで、
特にゲイ及びドラッグ・クイーンの間で人気が高く、今も支持されている。
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Butterfly circus (2009、アメリカ)
20分程度のショートフィルムです。深いストーリーや背景があるわけでも、思いがけないメッセージがあるわけでもありません。
話はいたってシンプルです。シンプルですが、役者の演技が本当に凄いです。
なんだろう、あの一挙手一投足。そしてあの表情のひとつひとつ。
沁みるーっ。
内容はというと、両手両脚のないWill が自分の壁を乗り越えるというかそういうものです。まぁとにかく観て下さい。
そのうち削除されるかもしれませんが今ならYoutube で観られます。
物語の始まり、Will は見世物小屋のようなところにいます。
二頭体双生児の美女(映画Big fish にも出てた気が・・・)や、巨躯の女性と共に、
フリークスとしてそこにただ、いるのです。


でも人生は展開してゆきます。そうです、どんな方向へも。この映画は、学校の友達が薦めてくれました。
あなたなら絶対好きになると思う!!と、彼がメキシコへ帰る直前の最後の授業で、
「Butterfly circus」と、私のノートの端っこに書いてくれたのです。
彼はどうしてあんなにこの映画を私に薦めたんだろう。
大した意味はないのかもしれないけれど、あれこれ思い巡らしてしまいます。
*
The Adventures of Priscilla,
Queen of the Desert (1994、オーストラリア)
邦題『プリシラ』としてよく知られたいわゆるゲイムービー(?)です。高校1年生の頃、プリシラの小さなポスターを部屋の壁に貼っていました。
主人公らの女装とショーの衝撃もさることながら、
オーストラリアの広い広い果てしない大地をピンクのバスが横断する様が圧倒的です。
バスの屋根の上で歌いながら砂漠を行くシーンが大好きです。

この3人のゲイ達は散々歌って踊るのですが、中でも一番好きなのはこちらの一曲です。
I Don't Care If The Sun Don't Shine. / Patti Page
太陽が照らなくても 夕方には彼が戻ってくる
死ぬほど惚れてる あたしのベイビー
日暮れとともに あたしは元気を取り戻す
いとしいあなたが 戻ってくるから
キスして キスして もひとつ甘いキス
何回キスしたのか 自分でもわからない
太陽が照らなくても 夕方には彼が戻ってくる
死ぬほど惚れてる あたしのベイビー
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Sedmikrásky (1966、チェコスロバキア)
60年代ガーリームービーとして有名な映画。創刊当初のCUTIE なんかで、お洒落芸能人のお気に入り映画と言えばコレ!でした。
「死ね、死ね、死ね、こちら療養所」
「ダメ、ダメ、ダメ、ダメ、私たちはダメ人間」
「私たち生きてるのよ。生きてる! 生きてる!」
可愛い女の子2人が好き放題はしゃぎ回ります。
素敵なワンピースを着て、濃いアイラインをひいて、
頭には花輪、レースのショール、
嘘泣き、ミルク風呂、ダンス、ピクルス、シャンデリア、
原っぱ、ハサミ、工場、ケーキ!ケーキ!ケーキ。
そんな映画です。
「匂う。通り過ぎる人生の匂い」
私は映像自体のセンスが好きです。
色の重なり方やズレ具合が素晴らしい。


但し、この映画はただのお洒落映画ではありません。
なんと言ってもこの作品が封切られたのは今から40年近く前のチェコなのです。少女2人のつぶやきは、疑問は、行動は、笑い声は、
当時のチェコの社会主義体制に対する批判、警告あるいは皮肉、または問題提起に、
実は満ち溢れているようです。
現代の日本にうようよいるような、
頭がゆるくて可愛いだけの、馬鹿ぶりたいガキでは決してないのです。
「踏みにじられたサラダだけを可愛そうと思わない人にこの映画を捧げる」