太鼓叩きのむっちゃんに会いに、今夜も吉祥寺ブルームーンにやって来ました。
お腹が空いていたのでピザを頼んで、いつも通りナウマンとお喋りをしていると、
いつも通りカオリチャンとミドリチャンが下北からやって来る、
そういうわけです。

それはもう何も事前に約束をしていなくとも、いつも自然にそうなのです。
そしてみんなでのんびりした気持ちで週末が終わるのを感じながら、
大好きなむっちゃんの音楽を胸に染み渡らせて、
おのおの思い思いの感傷に浸り、
あるいはただ無心になるのです。

しつこいぐらいいつも思い出してしまう、まだ女子高生だった彼女と、
ひどく痩せっぽちだった自分と、
みんなで毎週公園で遊んだ夏のこと。
たぶん十年後には今日のこういうブルームーンのことを、
同じように切なく思い出しているんだろうな。
別になにも、どこにも、ひとつも、
切なくなるようなことなんてないのにさ。
