今日のヨガはハードでした。

ヨガをすると身体の中の普段は忘れられているような筋肉がぐぐぐーっと伸びて、
痛いんだけど、気持ちが良い、スッキリする。
そういう感覚にしびれて、私はヨガを始めました。
“気持ち良い < 痛い・辛い”
になってしまっては、これは苦行です。(またオーバーな)

ヨガとひとくちに言っても、
いろんな種類があるし、いろんな先生がいるので、
のんびりじっくり自分にぴったりのヨガを模索しようと思っています。


ひとまず今のヨガ教室には11月いっぱい通って、
12月から入会予定のスポーツジムにもヨガレッスンがあるので、
この冬は精力的にそちらに通うつもりです。伊坂幸太郎の 『チルドレン』 を読了。

以前、『重力ピエロ』 を読んでいまいち肌に合わなかったのですが、
今回はそれよりもだいぶ楽しめました。
以下、ネタバレありです。

『重力ピエロ』 の時は、物語の展開とか、結末とか、家族の愛とか、それ以前に、
なんで???
という気持ちが大きすぎて、感動どころではありませんでした。

ネタバレありと既に申告したので書きますが、
レイプされた母親が妊娠して、中絶せずにその子供を産む、
というところからイロイロ始まります。

で、産むのもどうかと思うけどまぁソコは本人の選択なのだから良いとして、
どうしてソレを子供自身に伝えるんだろう?と私は憤慨してしまったのでした。
そんなこと聞いて、平気な人間がいるか?
しかもまだ子供なのに。

レイプされて授かったものであっても命は命、産みましょう。
と決めるのは自由です。
どうして産んだのか?と文句を言う気はありません。どっちでも構いません。

でも私だったら、それは永遠に子供には伝えない。
伝えて、それを、そんな重大なことを、乗り越えてみせろ、
とでも言うのでしょうか。それは単なる親のエゴです。

レイプされて出来た子供を産むことと、
自分の父親は、戸籍上の父親がいぬ間に母親をレイプしたどこかの犯罪者だった。
と聞かされることとは、試練の大きさが全然違います。

そのことを 『重力ピエロ』 という小説はなんだか無視しているように感じて、
あれ読んで愛とか家族の素晴らしさとか感じる人ってなんなんだろう?
と思ったのでした。


ところで今日読み終えた 『チルドレン』 の方は、
なかなか軽快で好感の持てる作品でした。

主要な登場人物のキャラクターが独特で楽しめます。特に武藤。

ただ後半になってくるとその独特が独特を通り越して嘘臭く思え、
ちょっと鼻白んでしまうのですが、
むしろそのぐらいぶっ飛んでるキャラの方が楽しいじゃないか、
と思う読者も大勢いることと思います。

「『絶対』と言い切れることがひとつもないなんて、生きている意味がないだろ」

と言ってのける武藤はとても魅力的でした。

今回改めて痛感したのは、やっぱりこの作者の書く会話文が、
村上春樹好きな大学生同士の不自然な会話みたいで苦手・・・ということなんだけど、
前述の武藤という登場人物は村上作品には出てこないタイプのキャラクターで、
それが良かったのではないかな、と私は思いました。さて夜は、
また別の機会に詳しく書きますが餃子を焼いて、
食べながら 『借り暮らしのアリエッティ』 を観ました。

これって宮崎監督じゃないんですね、知らなかったです。
世間の評価は低いようですが、
観てがっかりするような作品でもない、というのが私の感想です。

確かにストーリーに心動かされるような部分はありませんでしたが、
小人目線の世界を堪能するだけでも十分楽しいです。


ハルサンというおばあさんが好き勝手なことをするシーンで、
私は怒りのあまり涙が溢れました。
どうしてそんなことをするんだろう?と、
同じ人間として恥ずかしい気持ちでいっぱいです。

自分の母親があんな風にガラスの瓶に閉じこめられるところを想像して、
哀しくて悔しくてたまりません。
もし私が王蟲だったら怒りに我を忘れて目を真っ赤にしたことでしょう。


アリエッティの生活の様子や、自然の描写はとても素敵でした。
翔の手術が成功すればいいなと思います。がんばれ。