「これ、可愛く包んでおいて」
と、常務から、プレゼントのラッピングを頼まれました。
スタッフのお誕生日に贈るのだそうです。

会社の近所の地味な文房具屋さんでラッピンググッズを探したところ、
地味なりに素敵なものがいくつかありました。
不織布でできた巾着で、口を絞るとお花の形になる、という手軽なもの。
冒頭の写真のような感じです。大きさもぴったりでした。

今回はコレに決定で良いのだけど、
せっかくなので最新のラッピング事情でもチェックしてみようと、
有楽町まで足を伸ばして、ハンズとロフトをうろうろはしごしてみました。

こうして久しぶりに来てみると、
見たことのない文房具や、使い方を想像するだけでわくわくする日用品、
カラフルで胸躍る雑貨がオシャレに陳列されていて、
ミッションそっちのけでウィンドウショッピングを楽しんでしまいました。
いろんなグッズが、次から次へと発売されているんだなー。
そしてどんどん洗練されていってる。すごい。

テグジュペリの言葉で、
「完成は、付加すべき何ものもなくなったときではなく、除去すべき何ものもなくなったとき、達せられる」
というのがあって、
すっきりとシンプルで品良く並んだ雑貨たちを見ていたら思い出しました。

あれもこれもと過剰にデコり続ける限り「完成」には到達しないのです。
もうこれ以上何も取り除けない、ってぐらいに無駄をそぎ落とされた今時の雑貨は、
私が人生で一番ハンズやロフトに通っていた十代後半の頃の、
キャッチーでひたすらにキュートで賑やかな雑貨と比べて、
かなりその、テグジュペリの言う「完成」に近づいているように思いました。


ラッピング用品の売り場をぐるぐると歩き回って、
スタンプや包装紙、リボン、マスキングテープ、
様々な用途の、様々なアイテムをじっくり見るのはなかなか楽しかったです。
わー、こんなものまであるんだー!とか。


その時、唐突に私が思い出して探したシールは、
残念ながらどちらのお店でも発見することが出来ませんでした。
高校時代はかなりお世話になったものだったので、
今はもう廃れているのかしらと思ったら少し寂しかったです。

撮った写真や、ノートや教科書、鞄、ポケベル、PHS、
とにかく女子高生は、あのシールをそこら中に貼りまくっていました。
ミセスグロスマン!

手に入るようであれば、今回のラッピングにも使いたかったです。
質感も、発色も、デザインも大好き。

ああ今、久しぶりに名前を思い出しただけで、
懐かしすぎて胸がバクハツしそうです。
ミセスグロスマン!