先日、横浜赤レンガでスケートをしてきました。小さな野外スケートリンクが倉庫わきに出現していて、
入場料500円、貸し靴500円です。
その日の朝、とにかく防寒をしまくろうと思い、
無我夢中でシャツやらスパッツやら重ねて着込んでいたところ、
ジーンズに開いていた穴に指がハマって、いっそうでかくしてしまいました。
この穴は思い出深き穴でして、去年バンクーバーにいた頃、
雪が降って凍りついた急な坂道を上るとき、
滑って転んでそのまま滑り落ちて、すわ、車道か!!(車ばんばん通ってる)
みたいなほんとにドキドキはらはらスリル満点のシーンで、
ずずずずーっと雪道に膝をついてようやく一命を取り留めた、
その時にこしらえた穴なのです。
痛かった。怖かった。
さて、なんの脈絡もなく思い出話に花を咲かせてしまいましたが、話はつい先日のスケートに戻りまして。
スケート前には韓国料理をはふはふと食べました。
やっぱり寒いときには辛くて熱いものに限ります。
お腹が満たされたところで、いざ本日のメインイベントへ。
入り口でお金を払い、ずらっと並んだスケート靴のなかからお気に入りの一足を選びます。
靴下を2枚重ね履きしていたので、少し大きめの 23.5cm にしておきました。
でもって、リンクに下りる前に手袋を装着します。去年のオリンピックの頃毎日お世話になって、
もう毛玉がぼろぼろのバンクーバー・ミトンです。
スケートリンクは週末のせいか、子供とおじいちゃんで埋め尽くされていました。
狭いし込んでるしで非常に滑りにくかったのですが、
でも子供とおじいちゃんを見ているだけで気分が和んだため、
結果としてとても楽しかったです。

ウィンターウェアを着てもこもこしてる小さい子供って、ほんとに可愛い。
特に後ろ姿。


しばらくぐるぐる滑っていると、最初はおぼつかなかった足取りもしだいに勘を取り戻してきました。

氷の上でただただ左回りに滑っているだけで、なんだって楽しいのでしょうこんなに!!
マヌエル・リバスの短編 『蝶の舌』 の中に、
こんな台詞があります。
「みんな、彼女を見てごらん、体の動きに僕はほれぼれしてしまう!
まるでいつもスケート靴をはいているみたいだ。 」
氷の上をすいーっと動き回るとき、
わたしはこの台詞を思い出して笑ってしまいます。
だってスケート靴を履いて美しく動ける人なんてほんの一握りで、
わたし達のほとんどは、生まれたての仔鹿に毛が生えた程度にしか優雅じゃないからです。
ところでこの黄色いおじいさんは、片足を上げて滑る練習をひたすらしていました。
いろんな人の邪魔になりながら、わき目もふらず熱心に・・・。
でもここにいる全員の靴に尖った凶器がついていることを思えば、
それは非常に危険なことなのでした。
面白かったからいいけど。
こちらは将来の大スター、かな。

