せっかくバンクーバーにいるので、
パラリンピックの車椅子カーリングというやつを観戦しに行きました。オリンピックでは自分自身が働いていたため、
試合を楽しむ機会を作れずに終わってしまいました・・・が、
パラリンピックの場合はチケットを手に入れるのも比較的簡単なので、
放課後突如思い立ってチケットボックスに行き、そのままスタジアムへ。 「にっぽんチャチャチャ」やってきましたよー。どのユニフォームが日本チームなのかいまいちわからず、
ルール自体も実はいまいちわからず、
でもそんな状態だったけれど最終的にはとても満たされた気持ちになっていました。それは最後の最後、カナダ対イタリアのラストショットの時のことです。

サークルのど真ん中にカナダのストーンがあり、
誰もがカナダの勝利を確信していたと思います。
「LET'S GO CANADA!!!」
のコールと、終わらないウェーブ。

ところがところが。
そんなカナディアンの昂揚ムードの真っ只中で、
イタリアチームがまさかのミラクルショットを放ったのでした。

それまでサークルのど真ん中にあったカナダチームのストーンを押し出して、
イタリアのストーンがそこにすぅっと収まりました。


一瞬あっけに取られる私達。


そして次の瞬間、盛大なスタンディングオベーションが会場全体を包んでいました。

試合の終わる数分前からもう勝ったような嬉しさでラストショットを見守っていたみんなの目の前で、
大逆転が起こったのです。
そこには “我らが” カナダが敗れてしまって残念な気持ちだとか悔しさだとかを遥かに超えて、
感嘆と賞賛があふれかえっていました。ほんとに。
選手の皆さん、素晴らしい体験をさせてくれてどうもありがとう。

うつくしい光景でした。