日本で乗るオープンカーは信号待ちのたびに、なんだかいたたまれないというか・・・、
「これ別に、オープンじゃなくていいんでは」
という気持ちになりがちなものでしたが、
真っ直ぐな道をびゅんびゅん走るグアムのオープンカーは、
なんかもう正義の味方みたいに最高でした。
気持ちよすぎて頭がおかしくなりそう!どうしよう!と叫びながら1時間ほど走る。

到着したのは海沿いのハンバーガー屋さんです。ホテルの周りは本当に日本人だらけなのですが、
ここまで来るとさすがにローカルの人ばかりで、
なんとなくやっと、海外に来た感じです。
私達がお店に入った時、
同じ会社の3人とたまたま鉢合わせして、「偶然ですね~」なんて言った他は、
日本語も通じないし。
このお店は、その日獲れたシーフードをグリルして提供、
っていうのが売りだったらしいのですが、
我々7人は全員同じハンバーガープレートを注文。
なんという協調性。和の国ニッポンでございます。
この時私は、午前中のジャングルでもらった、バナナの葉っぱでこしらえた冠のようなものを首からぶら下げていました。
それは当然頭にはめるべきものでしたが、
なんせ大きすぎたのでネックレスにしていたのです。
それを見たローカルのおじいさん達に声をかけられ、
しばらく話した末に、なんとその冠をちゃんと冠として使えるように、
1人のおじいさんがサイズを直してくれました。
そのおじいさんは他のおじいさんから
「ゴッドファーザー」と呼ばれていて、
すごく優しそうで、すごく子供みたいな顔をした方でした。
観光にやってきた、いかにも間抜けそうな女をからかっただけかもしれませんが、最後にはお会計をしようとレジの前に並んでいた私からビルを取り上げ、
「ここは私が払っておくよ。あなたの笑顔には、バナナの冠がとてもよく似合うよ」
なーんて言ってくださったのです。
ゴチソウサマでした。
満腹になってまた車を走らせている間、私があんまりきゃーきゃー騒ぐので周りのみんなをほとほと疲れさせ、
呆れて笑われながら次に到着したのは展望台です。
風が気持ちの良い場所でした。
こんな日にはサブライムがよく似合います。普段家で好んで聴くことはあまりありませんが、
夏に車に乗ると爆音で流したくなる、サブライム。
20歳の頃に友達と20人ぐらいでキャンプに出かけて、
あの時車内でみんなでがんがんに鳴らしていた同じ曲。
音楽に思い出が詰まると、
その曲が自分にとって特別なものになる。
また次の夏ドライブをすることがあったら、
私はこの曲をかけて、
20歳の頃のキャンプと一緒にグアムのことを思い出し、
楽しくてたまらない気持ちになるんだと思います。
いろんな景色をかっ飛ばして、飛び込み台に着きました。
服の下に水着を着ていたのは今日は私だけ。
え?みんな飛び込まないの?本当に誰も飛び込まないの?ここまで来て?
と騒々しくわめき立てて、
元気よくジャーンプ。

水に入った衝撃で水着の紐がほどけたけれど、岸に泳ぎ着くまでにはきちんと装着できました。
危ない危ない。
満足して車に戻り、
さて次の目的地に着くまでに、
濡れた水着は乾くかしら。
