長い長い土曜日でした。お昼にRashid と久々の再会を果たしてドライブ。
Rashid はアフリカ生まれのカナダ育ちですが、
バンクーバーの自然が大好きで、
「君はOOに行ったことがある?ないの!?じゃあ連れて行かなくちゃ!!」
という具合に、いろんな場所を私に見せてくれようとする優しい友達です。
バンクーバーには美しい場所があり過ぎて、
君にどこから紹介して良いのか本当に困るよ、と、
本当に困った顔で言っていました。
今日は車で40分くらい走ったウエストバンクーバーという場所にある、Horseshoe Bay へ。
ホースシューというのは馬のひづめのことです。
港の形がひづめの形をしているのでこの名前がついたとか。
ちなみに日本で私が働いていたレストランの名前もホースシューでした。
ひづめというのは西洋では幸運をもたらすアイテムです。

お腹が空いたので彼のお気に入りのレストランへ行きました。Boathouse restaurant :1795 Beach Avenue, Vancouver

海老がー。海老がー。
海老、私あんまり好きじゃないのですが、すごく美味しかったです。
プラムソース最高。
思わずビールも飲んでしまいました。
店員さんが小粋でした。
あああ私も小粋な店員さんになりたい。
僕の正直な意見を言わせてもらえばね、そのミートは全然オススメじゃないよ。
全然だ。言ってみればもう本当に・・・・・・うん。
僕のオススメはそのカラマリだね。うん。カラマリを注文しますか?オーケイ。
おっと、彼女の方にはあんまり相談しないでメニューを決めてしまったね。
申し訳なかったかな。
もしも彼女の口に合わなかったら僕とあなた、2人で責任を取りましょう。
うん、でもきっと大丈夫。彼女も気に入るはずだよ。
そんな風にRashid と2人で陽気に話してビールと前菜とメインを選んでくれました。
そして海老をサーブしてくれた時に、
「この海老は絶滅寸前で最後の5匹だったんだ。あなた達のために特別に料理をしたよ」
と言って、
小さな冗談は美味しいお料理をさらに美味しくするんだとウインクをしてました。
その冗談は別に全然面白くなかったのに、
こんな風におもてなしをしてもらって幸せだなぁとしみじみ思いました。
最後にチェックを払う時にはRashid が、
「女友達をデートに誘って割り勘なんかしたら、アフリカでは法律違反になってしまうんだ。
お願いだからお金を払おうとしないで。
つかまったら最低15日間は刑務所に入らなきゃいけないんだから。」
と教えてくれました笑
ただ出された料理の味がよかったとか、
ただ食事をおごってもらったからとか、
そういうことだけが嬉しかったんじゃなくて、
プラスアルファのちょっとした一言でこんなにも気分が違うんだ~、
と、見習いたいところがたくさんあるような気がしました。

それからまた少しHorseshoe Bay を散歩して、そうだ、日が暮れる前までに急いで見せたい場所があるんだ、
と、ノースバンクーバーの入り口までドライブしました。
そこには大きな坂道があって、海岸と、海と、海の向こうのビルが美しい遠近法で並んでいました。
それから彼のお気に入りのコーヒーショップへ。
ランチを食べる前に、
「この後コーヒーの分だけ胃のスペースを空けておいてね。」
と予め言われていたおかげでちゃんと美味しいコーヒーを味わうことが出来ました。


Rashid の恋の話などを聞きながらダウンタウンまで戻りました。彼の最初のガールフレンドはマサイ族の女の子だったそうです。
「マサイの女の子は信じられないぐらいに美しいんだよ。
この惑星で一番美しい人種は彼等だよ。間違いなく。」
と言ってました。
マサイ族が登場する恋バナを聞く日がくるとは思わなかったので、
なんかびっくりしたし、楽しかったです。
*

ダウンタウンで彼とバイバイし、夕飯は女の子だけで韓国料理を食べに行きました。今日はお腹いっぱい食べて車に揺られているだけだったので、
あんまりお腹が空いていなかったはずなのにやっぱり大いに食べてしまいました。
その後しばらく女同士のお喋りを満喫して、Rashid が友達と飲んでいるというので結局合流しました。


こちらで出来た友達のうちの何人かは、私にとってまるでお布団です。大きいし暖かいし、色恋沙汰とかじゃなくて、とても安心します。
ぬくぬく。