今月中に投函しなくちゃいけなかった封筒を職場の引き出しにしまったままだったのを思い出して、
寒い中、そのためだけに会社へ行きました。
午後からオケの練習だからビオラを背負っているというのに、
冷たい雨が降ってきて踏んだり蹴ったりです。

移動中にぼーっと考え事をしながら、
「美しい花がある。花の美しさといふ様なものはない」
という小林秀雄の有名な言葉を思い出していたのには理由があって、
彼の真意を汲み取れているのかは甚だ謎なんだけど、
まさにそんな気分になった、昨日の夜でした。
全ては受け取り方しだい、というか、自分しだいなんだということ。
なんだかとても陳腐ですけど、
怪しい外泊なんてものはない。あるのはただの「外泊」という事実であって、
自分が怪しいと思えば「怪しい外泊」だし、
怪しくないと思えば「怪しくない外泊」なんだわ。
例えば「なかなか返信のないメール」だってそうで、そのメールが、
「相手が怠惰だから返さないメール」になるのか、
「相手が多忙だから返せないメール」になるのか、
その2つは全然違うけれど、どっちになるかは全部私しだいなんだな。



今日の練習は参加人数がいつもよりぐっと少なくて、
演奏者が6人しかいないアンサンブルのような練習でした。
ブラームスを練習することは予めわかっており、
皆の前で恥をかかないよう家で個人練をして行ったのですが、
いかんせん四楽章まで全てをさらうことは不可能で、
せめて一楽章と二楽章を、とにかく頑張って練習に臨みました。

・・・そしたらね、やったの三楽章と四楽章でした。
もう、全然弾けない。
初見じゃないけど、初見ぐらいに弾けない。

まあ最後の30分くらい二楽章もやりましたが、
二楽章の中でもやっぱり私が出来るような部分は皆も出来て、
出来るところは練習しなくても良いわけだから飛ばされ、
結局、してしまいましたよ、半笑い。

出来ないとしちゃうんだ、半笑い。
だから半笑いしたくなかったんですが、今日もしてしまいました。
うー、いつか半笑いしないで練習に参加出来るようになりたい!

でも参加人数が少なかったために、
音楽の仕組みもわかりやすかったし、テンポものんびりやって頂いて、
本当に本当に本当に、良い練習になりました。
今日指導して下さった団員のエース(と私が勝手に呼んでいる)C君と、
既にほぼ完璧に弾けているのに、具合が悪い中マスクで参加して下さったIさんに、
深く感謝しております。
あのお2人、このレベルだったら練習の必要ないんじゃないかな、と思う腕前なんですが、
私のような出来ない団員を引っ張って下さって、有難い限りです。


練習後はサムギョプサル。
奇しくもイイニクの日ということで、
もう見るのも嫌!ってなる手前までお肉を頬張りました。自分がどれだけビオラを弾けないか、でもどれだけビオラが好きか、
ということを全然聞かれてもいないのにべらべら熱弁したりして、
でもその私のお喋りをにこにこ優しく聞いて下さった先輩方に、
これまた感謝しました。

ああこのオケに入団して良かった。
本番までまだまだだと思っているとたぶんあっという間に2月になってしまうから、
ぼやぼやしないで練習頑張ろうっと。