主人が駅のコンビニで買ってくれた、マリオのガム。
なんとお味は、無敵スターと無限アップです。

スーパーマリオが30周年ということも関係あるのか、
今年はいろんなコラボ商品が出ております。
ついこないだも缶コーヒーにおまけがついていて、
まあそれは友人から全種類頂けたので良かったわけですが、
ちょっと油断していると思わぬ出費が嵩みそうな年ではあります。

それでなくても今年の2月に岩田社長が新聞のインタビューで、
「キャラ活用を外部企業に認め、ライセンス事業を新たな収益源にしていく」
って仰っていましたし。
ベンツとのコラボCMに、スマホゲームへの参戦・・・
岩田社長曰く、時代の変化に対応し、収益機会を最大化するとのこと。
わ、私の収入は追いつくのでしょうか。
なんでもかんでも欲しがって散財しないように、
気を引き締めねばなりますまい。


さて、無敵スターのガムは実のところ甘いジンジャーエールの味がして、
ガムを食べながら今一度思い出します。
どうして彼が好きなのか。

マリオの話になるといつも説明しているのだけど、
元々はマリオが好きなのではなく、マリオの産みの親、宮本さんが好きなのです。
宮本さんというのはビデオゲームのヒーローなどではなくて、
いわゆる普通のおじさんですが、
ものすごいお方なのです。日本の宝です。

で、どうして彼、宮本さんが好きなのかというと、
これはもう上手に説明できません。

ただ宮本さんの、子供のような笑顔が好きだし、
いつまでも童心を忘れないけど、一流の技術と環境を持っていて、
次々に新しいものを生み出していくところが好きだし、
自分の欲しいものをつくるんだと言い放つところが好きです。
誰かを喜ばせたい、とか、子供たちのために、とか言う前に、
自分が欲しいものをつくる、と言える宮本さんが好きです。

それから、宮本さんには、
「古いか、新しいかより、ずっと残るものをつくりたい。
 持っていることに意味を感じてもらえるようなゲームを作りたい」
という意味の発言がありました。

あー、あのゲーム、あいつと遊んだな、とか、
例えば古い音楽を聴くと、昔を思い出すように、
ゲームを見ると、それで遊んだ当時を懐かしく思い出すような、思い出に残るものを作りたい。
そう言っていました。
その感覚が、好きです。

そして特にスーパーマリオに関するインタビューに目を通すと、
彼の発言のいくつもに、次々とノックアウトされてしまいます。
マリオが帽子をかぶっている理由、
ヒゲ、オーバーオール、ステージの青い空、Bダッシュ、
宮本さんの想いに、幼い私は夢中になったのでした。
あなたのワクワクで、私はたくさん遊びました。

そんなわけで、今彼がこの世に存在してくれているだけで私は誇らしい気持ちになります。


ところで先日、とある技術者のブログを読んでいた時のこと。
ファンの方からの、「いつも素晴らしい感動をありがとう」みたいなコメントに対し、
「ありがとうと言われても、僕は自分のためにやっただけですので」
と、やんわり感謝を拒絶していて、
なんというか、衝撃を受けました。


これ、宮本さんに、「宮本さん、大好き。ありがとう!」
なんて浮かれちゃって伝えたとして、
「別にお前のために作ったわけじゃねーよ」
って返されたらどうしたらいいの、って話ですよ。

ひえー。

でもきっと宮本さんはそんなことは言わないでいてくれると思うのです。
思いたい。
宮本さん、私はこの調子で、おばあちゃんになってもずっと、
あなたの作った世界を飛び回って遊んでいたいです。
これからもよろしくお願いします。