日帰りで伊豆の海へ行ってきました。

とある事情で夏休みに行こうとしていた旅行が中止になって、
その代わりといってはなんですが、
私が行ってみたかった下田の白浜海岸へ、
ヒロが一緒に行ってくれることになりました。
晴れて、とても暑く、
まさに夏休みそのものといった天気でした。

夏休みなんてそれこそ小学生の時には1ヶ月以上も続いたのですから、
晴天の夏日ばかりだったはずもなく、
雨も大雨もぐずぐずと曇っていた日もあれば、
寒い中プールに行って唇を紫にした日だってありましたが、
「夏休み」という単語と強く結びついているのは今日みたいな日差しの、
あっけらかんと青い空と湿気を帯びて暑い、この空気です。踊り子号に乗って伊豆急下田に到着し、
腹ごしらえに駿河丼をいただきました。

私は静岡の漁港の町の出身なので、
シラスも桜えびもそれこそ近所の漁師さんのところから山盛りで買って、
新鮮なまんま食卓に登場する、
という贅沢を小さな頃から味わっておりました。
アレって本当に幸せなことだったんだなあと今では思います。

そんなことを考えながらぺろりと丼をたいらげました。駅からバスに乗って15分程度走った頃でしょうか、
窓から白い砂浜が見えて、思わず声が漏れました。わーお。やってきました、白浜海岸。
「日本のハワイ」なんだそうです。
確かに湘南や千葉と比べて水がグリーンだし、海岸は白くて外国のようです。

パラソルだらけで圧巻の景色です。
あまりの人込みに「うへぇ」となる方もいるかもしれませんが、
この色とりどりの鮮やかなパラソル、
お花畑みたいなもんだと思って眺めれば、なんだか感動します。
砂浜の砂にサンダルの高いヒールを取られて笑い声をあげ、
足をつけた海の水が思ったよりも冷たくてまた笑い、
そのままざぶざぶと肩まで水につかっては笑い、
大きな波に後ろからさらわれて笑い、
ぷかぷかと水に浮かびながら周りのひとの浮輪を羨ましがって笑い、
波打ち際にしばらく座っていたらいつの間にかビキニの中に砂がたまって笑い、

じりじりと熱に浮かされた頭は心地よく現実感を失って、
遠い夏休みの1ページみたいないちにちでした。