本日、午前中はプロブディフを観光し、午後は首都ソフィアへ向かいます。
プロブディフの旧市街にはたくさん見所があるため、きょろきょろ忙しない上に、
可愛い野良猫たちがあちこちにいるので目を奪われ、さらに忙しいです。

まずはなんと2世紀半、ローマ帝国時代に造られたというローマ競技場跡、そこからどんどん街の中心に向かって、
1800年代に建てられた大富豪のお屋敷を利用した地域民族博物館、
ヒサル・カピヤと呼ばれる要塞門、
民族復興博物館、現代美術作品のギャラリーになっている、これまた素敵なお屋敷・・・、
坂の途中には音楽学校があって、ピアノの音がこぼれていました。






それからなんといっても素晴らしかったのは、ローマ劇場跡の残る断崖です。
今でも、夏になると野外劇が催されているという、
19世紀も前に建設された半円形の劇場です。
ここからの眺めも最高。



生まれた時から身近にあると、ありがたみがなくなってしまうのか、ただ普通にそこにあって、落書きすらしてあったりして、
外からやってきた私にはそのことがとても不思議でした。
だって、1900年前の遺跡だよ。
日本が地震国家だからなのか、
古い物が当たり前に残ってるということがちょっと考えられないし、
例えば京都の古いお寺なんかはちゃんと国から保護されていて、
「古くから残っている、大事なもの」という意識があります。
だから、良い悪いでもないんだけれど、
ただの公園みたいな感じで2世紀の遺跡があって、
みんな別にありがたがってる様子もないだなんて、変な感じがしました。
ずっと石畳を歩いていると、足が少し疲れます。どこもかしこも石畳なのですが、
この街の若い女性はハイヒールをどうやって履きこなすのでしょう。
私には絶対に無理です。
ただ、石畳はランダムに石が敷き詰められているように見えますがルールがあって、
真ん中だけはきちんと平らな、四角い石を揃えて造られているのです。
そのため、注意して見ると、石畳の中心に1本の線が出来ているのがわかります。
これは司教様かえらい王様が道の真ん中を歩く時のためにこうしてあるのだとか。
とにかく少しでも歩きやすい所を歩こうと、
道の真ん中をずんずん歩いて行きました。
ランチにカヴァルマという煮込み料理を頂いて、今度はイスラム寺院にちょっとだけ入ってみました。
持っていたストールで頭髪を隠して、靴を脱いで上がります。
この旅ではキリスト教の教会に数え切れない程足を踏み入れ、
宗教や信仰というものについて私なりに考える機会となりましたが、
モスクというのもまた独特の雰囲気があり、心がしんとしました。
トルコランプが、可愛らしい。

