“漫画のヒーロー”というジャンルで子供の頃に好きだったのは、
『ときめきトゥナイト』の真壁君と、『天使なんかじゃない』のアキラでした。
毎月、りぼんとなかよしとちゃおとひとみ、たまにぴょんぴょんを買う、
というのが小中学校時代続いた少女漫画っ子だったため、
他にも好きなヒーローはたくさんいましたが、
この2人は断トツでした。

中学卒業後めっきり少女漫画雑誌を手に取ることもなくなって、
こないだの日曜日、友達に勧められて久々に少女漫画を読みました。

『俺物語』 主人公:剛田猛男

これが、まあ、最初はギャグかなと思って読み始めたのですが、
1巻の途中からはただただ、猛男がかっこいい漫画でした。
猛男になりたい。あんな心持ちで生きていたい。

大和は可愛いし、砂は良いヤツだし、主要な登場人物全員好きです。
このご時世、いいオバサンが『俺物語』のような世界に憧れるなんてお花畑かもしれないけど、
みんながみんなを一所懸命に思いやって、
理不尽なこととか性根の腐ったやつとか出てこないから、
こちらもピュアな気持ちで楽しめるのです。
ザ・少女漫画。少女漫画バンザイ。
主人公が猛男なので、「少女漫画らしくない少女漫画」と言われたりするようですが、
いや、まさに、少女漫画の王道じゃないですか。と私は思います。

出先だったというのに(というか、日曜の美容院で)激しく泣いたり笑ったりしながら、
1巻から8巻を一気に読んでしまいました。


真壁君もアキラも大好きだったけど、
彼らみたいになりたいと思ったことは、覚えている限りありません。
でも私は、猛男にはなりたい。
猛男のようなまっすぐで大きくて優しい気持ちで、
主人や、友達、のみならず周りのすべての人々を、愛せたらいいなあ。