会社でラジオを聞いていたらお悩み相談が始まって、
「育てる植物をなんでも駄目にしてしまいます。先日サボテンを枯らしました」
という女性のメールが読み上げられました。

え!私、投稿した?(してないけど)

とか思って聞き耳をたて、
でもそのお悩みへの回答がだいたい、
「サ、サボテンが枯れる?いやそれは、水のやり過ぎによる根腐れでしょう」
みたいなものばかりでがっかりしました。

うん、サボテンが枯れるなんて信じられないと思うじゃない。
逆に水のやり過ぎって考えるのが、ある意味、王道じゃない。知ってる、知ってる。

いや、でもね、
世の中には本当にいるんだよ。
サボテンでさえ枯らしてしまう人種が。


水のやり過ぎはよくないと聞けば、
かまいたい衝動を必死で抑えて適度な距離を保ち、
しばらくは何もせずに遠くからじーっと見つめてみたり。

風通しがー、とか、日当たりがー、とか、レースのカーテンがー、とか、
いろいろと調べては取り入れてみるのだけどやっぱり駄目なんだよね。
これでも、買って数ヶ月は調子が良かったんですけど。

そう買った当時、サボテンがやたらに花なんてつけて元気だったもんで、
私もちょっと調子に乗っていたかもしれません。
思えばあれは、私の手柄でもなんでもなくて、
購入元の作業員の方の努力が時間差で実っていたのでしょう。
そろそろしょうがなく認めるけれど、
私ってどうやら植物を育てるセンスが欠落しておるのです。

きっとわざわざラジオに相談のメールを出したどこかの女性も、
また性懲りもなく水のやり過ぎなどと指摘され、
「違うんだよなあ。ほ ん と う に、サボテンが枯れるんだけどなあ」
と、素敵なアドバイスが貰えなかったことを多少残念に思ったはずですが、
私にはわかります。
枯れるんだよね、サボテン。わかるよ、同志。


今年からベランダ菜園を始めた我が家の主人が、
毎朝楽しそうにじょうろを持ってベランダをうろうろしています。
野菜のついでに、この度私の枯らしたサボテンを植え替えてくれました。

なんだか今回は、うまくいきそうな気がするぞ。
軌道に乗るまで、私はなるべくノータッチでいきたいと思います。