カナダのマックには、メープルリーフが!2時間くらい、お散歩。



珍しく昼近くに起き出して、
今日はのんびりのんびりシェアメイトと、
日本にいた頃のことなどをお喋り。

カナダに来て以来、 「あれやらなくちゃ、これもやらなくちゃ」 が多くて、
こういう午前中の時間を取るのはとっても久し振りな気がする。

って、こちらはまだ9月11日なので、
日本を離れてから4日しか経ってないんだ。
4日ってー。
信じられない。
もっともっと時間が経ってるような気がする。

すごく良い天気。
It’s a beautiful day!
公園に行こうかな。
明日は家探しに行かねばならないので、
今日は本当にゆっくり動いて身体を休めるつもりです。
洗濯機まわしてます。



旅立ってからというもの、どこに行きました、何をしました、
って書いてそれだけでブログが終わっていますが、
毎日は、もちろんそんな簡単なものではなくて、
まったく新しい環境に飛び込み、違う文化に触れ、
心の中ではすごく複雑な、不思議な、いろんな気持ちになっています。

ここはカナダなので、私としてはどうしてもジョーダンのことをついつい思い出してしまいます。
懐かしがる、とかじゃなくて。
折に触れ、思い出す。

バスから家並みをぼんやり眺めていて、
ああだからあの人は、大きな窓のついてる家に住みたがったんだ。
とか。
そういうことが、突然理解できたりする。
どうして私はわかってあげなかったんだろう。
って、ちょっと反省したりもする。
そういうことの繰り返し。

だからあの人はあの時、笑ったんだ。
だからあの人はあの時、困ったんだ。
そうやって、今、やっとわかることがたくさんあり過ぎる。
バンクーバーに来てみて、自分のカラダを使って街を歩いてみて初めていろんなことを感じる。
この旅が自分に必要だったってことがとてもよくわかる。

きっかけをくれたあの日のシルクドソレイユにも、
協力してくれた家族にも、応援してくれた友達や仲間にも、私の我儘を許してくれた会社にも、
みんなに感謝しています。ありがとうございます。



ここから先は、カナダに来て最初の頃はこんなことを考えてたんだ、っていう備忘録です。
↓よく海外では、日本と比べて店員が強い、というような意味の話を聞く。
確かに、全然違う。スタンスが違う。
こちらの社会では、店員と客は対等なんだよと教えてもらった。
だから、なにかクレームのようなことを言っても向こうも引かないし、
客だからと言ってやたらに丁重に扱われることもない。

でも、今のところ、特にそれを横柄に感じることもなければ、
不快な気持ちを味わったりもしていない。

逆に日本でのサービス業ということを考えてみると、
私は長年、店員側の立場だったので、
日本独自の対応をずっとしてきたってことになる。

理不尽なことを言われてもまずは謝罪。
そして可能な限りお客様のご期待に添うように心がける。

但しそれは、別に、「お客様は神様です」 なんてな、
客が上、店員が下、っていう上下関係でそうしていたわけじゃない。

私が持っていたのは、“おもてなしの心” だったと思う。
へりくだって、ご主人様ー、っていうんじゃなくて、
せっかく来てくれたんだから、楽しんで帰ってね、その為に私ができることがあればするよ、
っていう、お客様をもてなす心。
だから、繰り返すけど上下関係とは少し違うし、我慢とか、諦めとか、
店員側の立場が弱くて言いたいことも言えない、客の言いなり、
っていうのとは全然違う。

ただひとつ考えたんだけど、
日本には江戸時代、「士農工商」という階級制度があって、
商人はこの中では1番卑しい身分とされていた。
お金を扱うということは、立派な漢のすることではない、っていう考え方があったらしい。
商人は武家にお金を貸し付けていたり、現実的にはすごく力を持っていたにも関わらず、
関わらずというか、むしろそのせいで(無駄に権力を持たせないよう。)、
穢多・非人に次いで低い階級にされていたわけで、
そういう歴史も関係あるのかなぁ、と、ちょっと思った。


外国にいると、日本にいる時以上に、
外国では~~、日本では~~、って話を聞くけれども、
そんな風に簡単に決め付けるのはどうかな???って疑問に感じることがたくさんある。

日本にも、個性的な人はたくさんいるし、
皆と同じが良い、皆と同じじゃなきゃ安心できない、って思わない人もたくさんいる。

小さな例で言えば、雨の日に傘をささないで歩いたことも、
知らない人と目が合ったら微笑を交わすことも、
人がどう思おうとやりたいことを優先させたことも、
私としては普通にあった。

だから、日本では~~、とか、日本人は~~っていう言い方をされると、
え、日本にも、そうじゃない人間もいたのにな、って思ってしまう。

まぁいいけど。

それからオリンピックについていろいろ考えた。

バンクーバーではもうすぐ、冬季オリンピックが開催されるから。

東京にも2016年(だったかな?)オリンピックを招致しようとしているけど、
でもそれってどうなんだろう。
バンクーバーには土地がたくさんあって、スペースに余裕がある。
そして、オリンピックが開催されることにより、
交通機関が整備されたり、選手村が建築されたり、
街が活気付いてるように感じるし、これは良いことのように思える。

でも、東京はどうだろう。

すでにあんなにもゴミゴミした東京に外国から人を招いて、
そこで普通に暮らしている人がどれだけ幸せになれるんだろう。
すごく不便になるような気がする。
経済効果、経済効果って・・・一体なんだろう・・・
と、思ったり。

東京でオリンピックをすればこういったメリットがある、っていう発信が、
ほとんど後付けのように思えてならない。
オリンピックを東京ですれば東京が儲かる、
それで、後からメリット、というか、理念だの何だのを付けて民衆を煽動しようとしている空気。
(うがちすぎ?)

バンクーバーに限って言えば、その、冬季オリンピックの前までに、
ダウンタウンの危険地帯と言われる幾つかのストリートが整備されたらありがたいんだけどなぁ。
あとスカイトレインに係員が常駐するようになる、とか。

こちらではドラッグ中毒の人に注射針が配られているらしく、
ただ単に、ホームレス見た目がきもい、臭い、近寄りたくない、とかじゃなくて、
実際に注射針で刺されたり、脅されたりする人がいるようなので、
本当に危険極まりない。
そこら辺のことが、オリンピック効果で何とかしてもらえれば、とてもありがたい。

うーん。
でもやっぱり東京オリンピックはどうかなぁ。
全然メリットを感じない。
今、招致に賛成している人や、実際に招致活動をしている人って、
オリンピックをやるとこんなにいいことがある、っていうのを本当に理解してるんだろうか。

オリンピックは今やスポーツの祭典ではなくTV放映権など収益のための興行である。
それを日本の土地ですることにどれほどの価値があるか?
景気浮揚としても、日本文化を世界に紹介する機会にするにしても、
イベントで何とかしようとせず、 もっと地道に考えてはどうか。
私も共感。