ビオラのレッスンの帰りにロシア料理を食べながら、
どうやったらもっとビオラが上手に弾けるかということばかり考えました。

私の頭の中にはたくさんのハテナがふわふわしているけど、
先生やオケ仲間はそのハテナを少しずつ解決してくれます。

中にはほんのちょっとのコツでどうにかなることもあって、
そうかー!という、とても晴れやかな気分になります。

肘でリズムを作ろうとしてもちっともキマらなくて、
そこは人差し指でプレッシャーをかければいいんだよ、とかね。
今夜やっと弾けるようになったスラーのついた音符。

なんだ、そんなことだったのかと、わかった途端に大喜びをして、
それは例えば逆上がりや縄跳びの二重回しが初めて成功した時のようだ、
と書こうとしたんだけど、でもちょっと違う。

私は運動が苦手なので、皆がホイホイ出来ることがなかなか出来なくて、随分苦労をしました。
それこそ二重跳びなんて、必死で練習して、
ブルマを履いた脚に無数のミミズ腫れをこしらえて、
やっと成功したあの放課後、
もう日が暮れて、退屈そうに、でも義理堅く、
私を待っていてくれた2人の友達に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
達成感よりかはよっぽど、疲労感が勝っていて、
達成感なんてあれば覚えているはずなのに、これっぽっちも覚えてません。
ただただ疲れていた。
うん、あの時の気持ちとは違う。

何が近いだろう。
初めて人前で歌った時?初めてお芝居をした時?
初めて自分の話した英語が通じた時?初めて会議でうまく発言できた時?

いや、どれとも似ていない、
新しい嬉しさです。
今までたくさん嬉しい気持ちを味わったけれど、
そのどれとも似ていない嬉しさで、次の練習が待ち遠しいです。
お手上げだった二楽章がぎりぎり3割ぐらいは弾けそうな予感。カフェ ロシア : 東京都武蔵野市吉祥寺本町1−4−10 ナインビルB1F