旅行7日目の午後は、プロブディフを出発しソフィアまで2時間ちょっとの移動です。のんびり音楽を聴き、うつらうつら。
ここではまず、街の中心から少し外れた山の麓にある、
ボヤナ教会を訪れました。
ほとんど毎日フレスコ画を見ていますが、こちらのものは特に素晴らしかったです。
フレスコ画をよく見ると、使徒の1人の顔が削られていたりします。
他宗教を信じる人間が嫌がらせでやったのか、
あるいは、その使徒が裏切者のユダであるため、信者が削り取ってしまったのか。
ただ見るだけではなく注意して見て、あれこれ想いを巡らせるのも楽しいと思えてきたし、
フレスコ画にはストーリーがあるので、それを追いながら眺めるのも面白いです。
また、『最後の晩餐』という絵画がありますが、
ダヴィンチのものがたまたま有名なだけで、
他にも様々な教会に、様々なバージョンのものがあって、
その違いを見つけるのもまた一興です。
あるものには13人描かれているのに、あるものは12人だったり、
絵の中に食物が登場していたりいなかったり、
死後を表す丸い輪が、描かれていたりいなかったり。
私にはまだそこまでの知識はありませんが、その意味を考えるとさらに面白そうです。
ボヤナ教会は最初に創建されたのが11世紀、
さらに13世紀、19世紀に2度増築されています。
教会というのは上から見ると十字架の形をしており、
そのクロスしている部分がパワースポットと考えられています。
この教会は増築を重ねているためパワースポットの位置もちょっとトリッキーです。
今更ですが、教会を観光するのがだんだん楽しくなってきました。

さて、次はソフィアの中央市場と呼ばれるセントラル・ハリ。マリア・ルイザ大通りに、1910年に建てられたものなんだそうです。
とても大きな石造りの建物で、中は市場というよりはショッピングセンターのようになっていました。

外観は大きいですが15分もすればウィンドウショッピングにも満足してしまったため、セントラル・ハリを後にして、バスが待つ場所に向かいました。



ソフィアは良くも悪くも首都なだけあって、これまで見てきた街に比べ、ごちゃっとした感じがしました。
東京で暮らす自分から見て、決して「ごちゃごちゃしている」というわけではなく、
なんだか、「ごちゃっとしている」のです。
うーん、うまく言えませんが、今こうして写真を見ても、そう思います。
これまで目にした可愛らしい村や小さな街に、
勝手な郷愁を感じつつ、ちょっとした夢心地だったのに、
ここにきていきなり現実っぽくなってきたので、こんな印象なのかもしれません。
夜は、フォークロアショーが楽しめる郷土料理のレストランへ。民族衣装を着た美しい若者たちが歌い踊るのを眺めつつ、
美味しいワインを一杯だけ頂きました。


ブルガリアのレストランでよく見かけた、この手の食器。トロヤン焼きというそうです。
見ているうちにどんどんこの模様や色使いが好きになってきたのですが、これ、持ってみるとすんごく重たいのです。うーん。
欲しかったけれど、お土産には向かないかな。
ブルガリアの伝統的なダンスは、
おっとせいのような声をアーッ、アーッと時々あげて繰り広げられます。
途中、お客さんも参加できるダンスがあって、ブルガリア人らしき人々は小さな頃から踊っているのか、ステップがお上手でした。
私も盆踊りだったらもっとイケるのだが!!と負け惜しみしながらも、
輪になって踊る簡単そうなヤツに飛び入りしてみました。
