座・高円寺に来たのは2回目です。数年前、阿波踊りの演舞を踊って以来の懐かしい場所。
あれは杮落としのイベントでした。
今夜は阿呆のヨウコチンの『リア王』を観に来ました。
数あるシェイクスピア作品の中でもトップクラスの悲劇ですが、
彼らの迫力の舞台には相変わらず不思議なチカラがあります。
救いはないけど、引力がある。
惹き込まれる、というか、浸蝕されるのです。
音も、光も、絶望も、歌声も、
すごいエネルギーを持って私の中に入ってこようとします。
だから疲れます。
テロップが流れて、はい、ここ、笑うところですよーと合図されるような、
コメンテーターの泣き顔がUPになって、感動の手引きをされるような、
そういうお茶の間のテレビとは楽しみ方が当然違うわけで、
観客であるこちら側も物凄い集中力で舞台に神経を傾けなければならないという、
とにかくしんどい体験でした。
100%、良い意味で。
芝居をやっている友達が何人かおり、
コメディーやら日常系、感動物、ラブストーリー、
いろいろ観る機会がある中で、だんだん自分の好みがわかってきます。
私は、万有引力の舞台がかなり好きです。
奇妙で、美しい舞台です。
今回のリア王は、万有の中でも私の好きな要素がぎゅっと詰まった、
とても贅沢な2時間ちょっとでした。
打ち上げの居酒屋で乾杯して終電間近まで話して帰りました。
楽しかったー!
