オリンピックのスタッフ食堂の壁に、世界地図が貼ってあります。
Where are you from?
今回バンクーバーオリンピックでは、世界中のいろんな人がスタッフとして働いているのです。

私はフードスタッフとして参加していて、
毎日いろんなコンセッションで働いていろんな人に出会います。
一期一会です。
日雇いの派遣ってこんな感じなのかもしれないなぁと思いました。

いろんな文化があって、いろんな個性があって、考え方があって、感じ方があって、
なんでもかんでも刺激になります。
自分が風船みたいなゴム製の殻の内側にいて、
その殻を外からツンツン突付かれているような感じがします。


いつもバナナブレッドを食べている高校生のサントス姉妹。
毎日一緒にいたクールでクレバーなカナディアンのレベッカ。
バンクーバーの大学に通う彼氏を追いかけてきたイタリアンの女の子。
中東出身のイルヘムは、「あなたは私の8歳の息子に似てる」と言って、
いっぱい可愛がってくれました。
翻訳家になる為にフランスから勉強に来たジャスティン。
お客さん全員に、「Have FUN!」 と声をかけていた素敵な接客のダニエラ。
韓国の大学生ジャンヨンは、私のバリスタっぷりを「パーフェクト!」と褒めてくれました。
私の前を通り過ぎるたびに、いつも私をからかった、でもほんとは凄く優しいルイス。
ドラゴンボールが大好きなキケ、必ず笑顔で手を振ってくれるサミー、
ブラジリアンのあの子の可愛い笑い方、チャイニーズのあの子とてくてく歩いたこと、
それからここで出会った何人かの日本人と、ものすごくものすごく仲良くなったこと。

かけがえのない経験の連続です。
大切な思い出が毎日増え続けています。


「この国の人はこういう性格」 なんて、なんでもかんでもひっくるめたような言い方は乱暴だけど、
こうして世界のいろんな国の人と毎日接していると、
やっぱり日本人って器用だし要領が良いのかも・・・とちょっと思います。

こないだクーラーボックスにビールを並べていたところ、
私はダンボールのビールを全部並べることが出来たのに、↓
メキシカンの子はどうしてもビールがボックスに入りきらないのです。

で、ふと見ると、
“海辺で友達同士と気ままなバーベキュー!” みたいな、
なんかそんな感じのクーラーボックスになっていました。↓ そりゃ全部入りきらないわ。私のクーラーボックスを見た彼女と、
カナディアンのマネージャーまでが一緒になって驚いて、
「わお、アメイジング!!これってどうやって並べたの?
 よし、次は yo のやり方でやってみようか!?」
と、挑戦してはいたものの、結局どうやっても出来ずじまいだったようでした。
すごく簡単なことなのに。

「あなたの顔はメキシカンみたいだといつも思っていたけれど、
 今わかったよ。あなたはやっぱりジャパニーズだね!」
と、感心されたのでした。
そうです、勤勉で几帳面な日本人です。

とこの時ばかりは誇りを持ってそう言いたくなりました、いえい。

今日は仕事が夕方に終わったのでそのままギルモアに行って、エリックん家で遊びました。
エリックはいつも本当にレイジーでレイジーでレイジーで、
この日も特にどこへも行かず自慢の42インチのテレビで、
なぜかひたすらストⅡをやって過ごしたのでした。しかし私は4時半起きだったので途中で眠くなり、いつの間にか寝ていて、
それからまた起きて、FUCK YOU などと呟く本気のエリックと共にさらにストⅡを続けました。
なんなんだこの内向的なナチュラルハイ・・・。レイジーなエリックはとことんレイジーで、
レイジー過ぎて呆れるどころか逆にもう面白いです。

私から「OOに連れてって」 などと頼まれることを警戒しているのかいないのか、
「ねぇ、IKEA って行ったことある?」とか、
「ホワイトロックって行ったことある?」とか他愛もない質問を投げかけると、

「そんなところはただの家具屋だし行っても何も面白くないんだよ!
 家で映画でも観てた方が幸せだよ」

と、全力で潰しにかかってきます。

別に「連れてって」なんておねだりしたりしないのに・・・、ははは。

それでやたらに引きこもってゲームしたりすることが多いのですが、
最近そういうのも楽しくなってきました。
思うツボだなぁ私。