1月の社員旅行に備えてパスポートの申請をさすがにやらなきゃなと、
書類やら何やら揃え、出勤前にパスポートセンターを目指しました。
もう随分前に有効期限が切れてしまって、
久し振りに手に取った古いパスポート。懐かしい。


A4の申請用紙が折り曲げ厳禁というしバッグにも入らないのでそのまま手に持ってうろうろ。
駅から10分、なはずの建物に一向に辿り着けません。
どうなってるの。
書類もヨレヨレしてきました。

そういつまでも迷子を満喫している余裕はなかったため、結局諦めて会社に行きました。

聞けば有楽町にあるパスポートセンターは駅から徒歩1分というので、
次はそちらを目指してみます。
新宿駅徒歩10分、というのはちょっと難易度高かったな、うん。


こんな時、スマホだったらすいすいすいっと目的地まで案内してくれるんだろうか、
と、小さなアクセスMapがかろうじて見える古ぼけたガラケー(最近ついに「クリア」ボタンが壊れた)を
ポケットん中でぎゅっと握りしめてみましたが、
いやいや、と、思い直しました。
いやいや、むしろガラケーすらなかった時代、つまりまだ私が子供だった頃、
みんな果たしてどうやって目的地に到着していたんだろう。

当時既に大人だった人たちは、初めて行く場所に、
それも、ビジネスの取引先だとか、一生をかけたオーディション会場だとか、
“必ず時間通りに到着しなきゃならない場所”に行くために、何をしたんだろう。
行きたい場所の、欲しい縮尺の紙の地図が、いつでも都合よく手に入ったとは思えないんだけど。

昔の人ってすごいなあ。

すごすぎて、全然ね、見習えない。
昔の人が出来たんだから、自分もいっちょ、挑戦してみようじゃないの、
なんて、これっぽっちも思えないくらいに、すごい。

世の中が便利になったせいで人間の五感が鈍くなりましたね、
とかいうレベルじゃなく私は本当にドン臭くて、
文明の利器があって、どうにかこうにかこう、今日もやっと生きてます、って感じなので、
この時代に生れて本当によかったです。


せめて今週中にはパスポートの申請が出来ますように。