長からむ心も知らず黒髪の

乱れてけさはものをこそ思へ

髪のお手入れを億劫がってもういかんともしがたい頭になっていたところ、
運良くカラーモデルを頼まれ、快諾。
実に５ヶ月だかそのぐらいぶりの美容院でした。　わー。
今日はカットしたりはせずに、色を落ち着かせただけだったので、
また近々カットしてもらいに行きます。

黒髪ストレートで　“ジャパニーズビューティ”　を目指す予定でしたが、
くせっ毛はくせっ毛のまま伸ばした方が良いかもと提案され、ホワホワでゆくことにしました。

スタイリストのお姉さんがカラー診断もしてくれて、
自分が今まで自分の肌色に似合わない服ばかり選んできたこと発覚。

がびーん。

私には「秋の色」が良いんだそうです。ふぅん。そういうもんなのね。
こんなに夏が好きなのに。


くせっ毛をいかした方がいいと言われれば、じゃあそうしようと思うし、
グリーンが似合うと言われればじゃあグリーンの服が欲しい、と思う。


『譲れないこと』なんて、そんなに多くない方が良い。
２つか３つあれば良い。

その、２つか３つのことを、ちゃんと大切にしてれば、
後のことはがんがん流されてしまおうと思う。
だって相手はプロだもん。プロのアドバイスなら、ありがたく聞きます。

こだわり派＝「自分」を持ってる人？
すぐに他人の意見を受け入れる人＝「自分」を持っていない人？

そんなわけないじゃーん！ははは。
と、私は思う。
そんなこと言う人がいたら笑ってしまう。

人から薦められた服を着ようが私は私だし、
そんなことで「自分」になったり「自分」じゃなくなったりするなんて考え方は本当にバカみたい。
私を私たらしめているものは、そんなもんじゃないから大丈夫。


美容院の後は髪の毛からすごく良い匂いがするから、自分の匂いばかり嗅いでしまう。
あー、幸せ！