

街からフェリー乗り場までの帰り道はバスに乗ると決めて、それまでゆっくり食後のコーヒーを楽しむことにしました。
ところで先日参加したサンランというマラソン大会ですが、あれに出た人は翌日のバンクーバーサンという新聞に名前とタイムが載るんだそうです。
カフェで該当の日の新聞を見つけ、自分の名前を探してみました。

コーヒーを淹れてくれた綺麗なお姉さんのところに、頭に赤いバンダナを巻いてレイバン風のサングラスをかけたロックンロールなお兄さんが来て、
カウンター越しにずっとずっとお喋りをしていました。
お兄さんはお姉さんのことが好きなのかなぁと、
田舎街ののどかな恋模様(勝手な妄想) に聞き耳を立ててしまいました。

帰り際、ロッカーのお兄さんは「君の手にそんなひどい洗い物をさせてはいけないから、
今度僕がレジュメを持って戻ってくるよ」
というようなことをカッコ良く言っていました。
笑いをこらえて見守っていると目が合って、
お兄さんはたどたどしい日本語で 「こんにちは」 と言ってくれました。
旅の最後にはバス停の前に立っていたギブソン氏の像と記念撮影をしました。
彼がたくさんのフルーツを育てて成功したことからこの街の歴史が始まったそうです。
朝9時にダウンタウンを発ち、フェリーに乗り、丘に登り、バスでたった十分程度の距離を何時間もかけて歩き、
なんだかんだあってやっとこの日帰り旅行も終盤に差し掛かりました。
この明るさでなんと既に8時過ぎです。長い長い昼間です。