あっ 少しだけ はずんできたの私 ふふふ
髪をとくと 自分の香り
仕事はないけれど 恋人をみつけた
疲れた足が 女の子に戻る
わがままは 楽しいねぇママ
天気予報は聞いてないの 雨が上がる
というわけでパレードがありました。
上の歌詞は、NOKKO の『パレード』です。大好き。
ダウンタウンの大きな道路が封鎖され、人間で埋め尽くされた歩道。小さな子供を肩車したパパ・パパ・パパ・パパの嵐でした。お疲れ様でした。
ものすごい人出でしたが、ちょうど垣根のようなところが空いていたので、
そこによじ登ってパレードの登場を待つこと数分・・・。

バグパイプの音色が奏でるクリスマスソング。バグパイプの音には愛着がありまくりなので一気に気分が高揚します。
ビュブボェブォーワー・・・
文字で表したらこんな感じでしょうか。
宮沢賢治氏 a.k.a 擬態・擬音語の奇才 なら、もっとうまいこと言うでしょう。
まぁとにかく私の心臓をわしづかみにするバグパイプなのでした。

パレードの名前が『サンタパレード』 と言うので、「数百人のサンタクロースが大行進?」 みたいな想像を最初してしまいました。
しかしながらその旨(=サンタがいっぱい出てくるパレードなのか?)先生に訊ねたところ、
「オーノー!!サンタクロースは世界にたった1人よ!!みんなの夢を壊さないで。」
と慌てて返答されてしまいました。
す て き です。



1時間ぐらいのクリスマスパレードでしたが、時々クリスマスと全然関係ないものもひょっこりいたり、
日本では考えられないような脱力のクオリティだったりして笑いどころが満載でした。
車にダンボール紙くっつけただけ、のようなものがシレーっと走ってきたり。
トナカイも、可愛いのか何なのかいまひとつ理解に苦しむし。
でも結局可愛いんだけど。

あああ、もっとヒドイ着ぐるみがいたのに写真撮るの忘れてしまいました。本気で残念でなりません。
あのデザインは、ない!
なんと言うか、ほんとに「えー!あれでいいのー?」ってな感じのフロートも多くて、
だけどそこにいる人はそれを夢中で見ているのです。
クリスマスソングを一緒に口ずさみながら、無邪気にはしゃいでいたりするのです。

「子供だまし」だとかなんとか、馬鹿にするだけなんてつまらないと私は常々思います。
それが「子供だまし」なら、
一瞬子供になってだまされちゃえばいいじゃないかと思います。
だまされた方が楽しいじゃないかと思います。
例えば何億ドルとかかけて、最新のテクノロジーとか使って、誰もが驚愕するようなパレードじゃなくても、
ただの黒い車を素人が飾り付けてみました~みたいな微笑ましいパレードであっても、
楽しいかどうかは自分次第だし、この世に本当に退屈なものなんて案外ないと思います。
いつものバスも、なんだか可愛いトナカイのようにされて走ってきました。バンクーバーって、かわいいです。
行き先は “Special Happy Holidays” です。
いいなぁ。乗りたいなぁ。

実はこのパレード、クリスマスシーズンの本格的な到来を祝うとともに、周りの人々との助け合いや互いに分け与えることの大切さを訴えることも目的としているそうです。
パレード参加者と沿道の観客に、バンクーバー・フードバンク・ソサエティーへの寄付を募っています。
一昨年は1万5千ポンド(6,750キログラム)以上の食料品と7,500ドルの寄付金が集まったということです。
これに加えて、ロジャースは一企業での寄付としては最高となる5万ドルを寄付したとか。
バンクーバー・フードバンク・ソサエティーのシェリル・プレプチャック最高経営責任者は
「ロジャース・サンタクロース・パレードでの地域の皆さんからの寄付は、
毎年私たちの活動になくてはならないものになっている。
助けを必要としている人たちに、栄養のある食事、新鮮な果物や野菜を提供することができることを
大変ありがたく思う」と話した。
(バンクーバー経済新聞より。)
この日、子供たちがかぶっていた「How can we help you?」と書かれたトナカイ帽子には、
こういうバックグラウンドストーリーがあったのです。
私はというとこの帽子がたまたま道に落ちていたので拾ってかぶっていました。
それからこのパレードで子供たちに配られたキャンディも道に落ちていました。
もちろん拾いました。

犬もクリスマス。
本日の主役、サンタクロースは一番最後に登場します。やっと現れたサンタさんに大興奮でした。

最近授業で「何歳までサンタ信じてた?」的なトピックがありましたが、
そういえば私は全然覚えていません。
多分すごく小さい頃から、サンタクロースの実在を信じたことは一度もなかったような気がします。
ちなみにその授業ではとてもキュートな話を聞きました。
先生が子供の頃、お父さんにこう質問したそうです。
「サンタクロースは、私が何歳になるまでプレゼントを持ってきてくれるの?」
するとお父さんが答えました。
「君がサンタクロースを信じなくなるまでずっとだよ」
というわけで、先生はサンタの存在を信じ続けているそうです。あはははは。
先生はもう40歳近くなり、先生のパパはもう80歳を超えました。
だけど毎年クリスマスが近くなると実家から電話がかかってきて、
「まだサンタクロースを信じてるかい?」
と確認されるそうです。
プレゼントが欲しいのでもちろん 「YES!」 と返事をすると、
先生のパパは少しガッカリするそうです笑
おかげでクリスマスには、パパからと、ママからと、サンタクロースからのプレゼントが家に届き、
しかも通常、サンタクロースからのプレゼントっていうものは、3つか4つって決まっているんだって。
いいなー♪