お笑いをやっていた友達の、
同期のライブを見に吉本無限大ホールに行ってきました。

まずは渋谷で空腹を満たしてから、
初のお笑いライブです。視力0.1の裸眼のくせに座ったのが後ろの方で、
(前に座ると照れる、と友人が言ったため)
目で見て笑う笑いの方はよくわかりませんでした。

でも耳で笑う笑いの方はなかなか楽しめたし、
なにより、これが友人のいた場所なんだー、と思ったらなんか感心したのでした。今はお笑いをやめて、ピザ屋さんの店長をやっている彼ですが、
お笑いが好きで、何かを目指して、頑張ってた時があったんだ。

それで私は若い頃の自分と自分の周りにいた友達のことを思い出して、
思いました。
夢っていいもんだと。


それが叶っても叶わなくても、
夢そのものや夢みて頑張った記憶や挫折とそれに伴う成長は、人生を温めてくれます。
言うまでもありませんが、手に入れることができた夢なら尚更です。


もがいたこと、
誰かと一緒に歯を食いしばって悔しがったこと、
夜不安で眠れなかったこと、
いつでも突然溢れてくる変な自信のこと、
語り出したら止まらなくて喉が嗄れたこと、
諦めたり開き直ったり逃げ出したりする自分と初めてちゃんと向き合った時のこと、

その夢を追いかけたおかげで増えた友達や仲間のこと、
惨めな気持ちもひっくるめて最後には笑えたこと、
これがいいんだ、これが私の人生だ、と、なんだか無駄に胸を張れたこと。


生まれてから一度でも、夢を見て努力した記憶を持っていたら、
もしかしてそれが苦い記憶だったとしても、
ふとした瞬間に必ず、その記憶は日々を照らし、勇気づけ、ほっと温めてくれます。


渋谷の駅前でバイバイをする時の友人が、
わけのわからぬ複雑な顔つきで笑っていて、
きっといろんなことを考えてるんだろうなぁ・・・と思って別れたけど、

ほんとはお腹空いたなとか今から何を飲もうかなとか、
どうでもいいことをあれこれ思っていただけだったかもしれません。