普段の生活ではあまり会わない人と、久しぶりに会った。コロナ禍だったこともあり、もう数年レベルで会っていなかったが、あまり空白の時間を感じなかった。人見知りはきっちり発動した為、最初は顔を見ることができなかったが。

いつもの自分の生活には関わりのない人だからか、変なキャラ付けをするわけでもなく、何を守るわけでもなく、フラットな気持ちで。

年齢も、社会的な地位も、親であることも、抜きにした会話は新鮮で心地よい。

その人はもともと人を褒めることが得意な人で、この会っていない数年で更に磨きがかかったのか、こそばゆいくらい褒められた。


なんだろうね、すごいよね。人と会話していて、相手の言うことを一切否定しない。だけど、ちゃんと自分の考えは伝えてくれる。私には到底できない芸当ですが…。ああいうのは、テクニックを身に付ければできるものなのか、天性の才能なのか。


なんだか、いつもと違う自分になれたような気がして、少し軽くなった。

たまには、いつもの生活から抜け出して、行く場所、会う人、変えてみるのもいいかもしれませんね。