須磨寺副住職 陽人のひとり言 -18ページ目

須磨寺副住職 陽人のひとり言

生きるための仏教を求めて

どうもです!なんと二日連続更新!!

いい感じです!


みなさん、もう行かれましたでしょうか?


上野は国立博物館で


「空海展」


が開かれています!


密教の、曼荼羅の、そして空海のパワーを頂けるチャンスです!!


夏ばてもこれで大丈夫!お大師さんが助けてくれます。



空海展では、東寺、醍醐寺、高野山金剛峰寺、仁和寺、神護寺、などなど

いろんな真言宗の本山の国宝や重要文化財が展示されています。


なかでも

空海の書いた文字(空海は三筆として有名)

立体曼荼羅(曼荼羅を仏像で表現している)


は必見です。


東寺の講堂の立体曼荼羅が有名ですが、

東寺では、前から拝めるだけですが、

この空海展では、なんと仏像の間を歩きながら見れる(拝める)という

めったにないチャンスなのです。


普段はみることのできない仏さんの後姿がみれるのです!



あ、みんなもう行きたくなってきましたね!

もし行ったらぜひ感想をきかせてください!コメントでもいいしメールでもいいので!!



空海の伝えた密教は、

「即身成仏」

を説いたものです


即身成仏とは、生きているうちに仏になろう!死んでから仏になっても遅い!

簡単に説明するとそういうことです。


つまり最終的には生きることを肯定しているのだと思います。


欲=煩悩


とするならば


生きること=煩悩


ということになります。


仏教では、煩悩は敵です。

この考え方でいくと、生きること事態を否定しかねません


密教は、欲の中には小欲(利己的な欲)と大欲(利他的な欲)の二種類があると言っています。


この大欲を活かして、最終的には小欲を飲み込んでしまおう!!!

ということなんじゃないかなと、

勝手な僕の、今現在の考えです。違ってたらご指摘お願いします。


イメージでいうと、

顕教(密教以外の宗派、例えば禅宗など)の場合


「煩悩という名の雑草を一つ一つ摘んでいく」


密教の場合


「大欲という名の大樹を育てて、その下に生えている煩悩という雑草を枯らしてしまおう」


というイメージでしょうか。

でも、密教も顕教も、仏になることを目指すという最終的な目標は一緒で

アプローチの仕方が違うだけなのかもしれません。


「あ、俺たぶん煩悩マジで増えすぎちゃったから、密教のほうが話早いかもしんねぇわ」


とか思ってしまったあなた、

空海展に行ってきなさい。


これは冗談ですが、


悩みの中にいるひとは、なかなかその悩みから抜け出せない気がして悩みを深めていきます

そういう時は、視点をがらっと変えることが大事だと思います。


思い出してください。僕が四国で出会ったシンプルおじさんのことを


彼は、野宿することさえ、人助けに結び付けてしまったのです!!



空海の思想は、悩みの中を生きていくのに必要なヒントがたくさんあると思います。


ということで、長くなりましたが、

ぜひ「空海展」へどうぞ◎

勢いよくタイトルからでてみました!!!


どうも、僧職系男子を目指す、陽人です。

いや~久しぶりですわ、ほんとに!


みなさんお元気でしたか??

今年の夏は大したことないなぁとか思ってたら、

毎日炎天下で、作務衣をびしょびしょにしながら、お勤めしてます。


今いるお寺に来て一年と一ヶ月ちょっとたちました。

早いものです。

一年たって感じることは、

一年目は、まわりの方や自分にも甘えていたということ。


要領がすこしずつわかってきたので、

あぁ、もっと掃除にしても、準備片付けにしても

もっとできるし、やらなきゃってことを感じます。。


修行=自己改良


じゃないかと思っています。


「変えることの出来ないものを、素直に受け入れる心の落ち着きがほしい。

変えることのできるものは敢然と変えていく勇気がほしい。

変えることのできるものと、できないものとを見分ける賢明さがほしい。」


これはニーバーの言葉です。

大好きな言葉。


何のために修行するのか。

それは、知恵を得るためと言われているけれども、

知恵というのは、

「変えることのできるものと、できないものとを見分ける賢明さ」

に当てはまると思う。


原発、脳死・臓器移植、温暖化、、、


科学の発展によって、今人間は自然や人の命さえもコントロールできるようになった。

選択肢が増えてると思う。

だからこそ知恵をもつことが本当大切だと思う。


あ、修行の話からいつの間にかスケールのでかい話になってしまった。


また、日記かきます!


みなさん、夏ばてに気をつけて!


おやすみなさい~◎


ちょうど一年前の今日、5月10日、四国遍路を始めた日です。


あの日も、今日と同じ雨の日でした。

ただただ、月日の流れるのは、早いなぁと感じる今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょう??


今ちょっと自分のブログを読み返して、

あぁ、なんて幸せな旅だったんだろうって改めて感じました。


いくつもの出会い、

あの人は今もあそこで笑ってるのかなぁとか考えてしまいます。


喫茶店「ひこうせん」の奥さんやマスターは元気かな?

薬王寺へ行く海岸線で出会ったおじいさんは笑ってるかな?

一緒に写メとったおばぁちゃん二人は元気やろか?

・・・・・・・


たった44日間、歩いて通りすがっただけなのに、

故郷のような感じで、思い出す度あったかい気持ちになります。



「初心忘れるべからず」

初心とは「初発心」=初めて仏道に志を起こすこと

「菩提心」ともいいます。

信心、慈悲、智慧、瞑想

この四つの志を絶え間なく育み、実践することが大切と空海はいいます


いろんな人からいただいたご恩やお接待を忘れず、感謝しながら

また明日から頑張ろうと思った僕でした。