国語の学習が一番テクニカルですね。

 

よく、4科目の中で一番成績を伸ばしにくい教科といわれます。

確かに、同じ物語文や説明文に再会する確率はほぼゼロですもんね。

学習したことの復習をするにも限界があります。

 

よく言われるのが「読書」ですが、もともと読書好きのお子さんならいざ知らず。

突然親から興味の薄い本を与えられても、戸惑いますよね。それが勉強のためとなるとなおさらです。

 

国語は、語彙力・読解力・表現力の三本柱かなと思います。

語彙力は社会や理科のように積み重ねが大きいです。

表現力は後回しにしています。芸術点のようなもので、テクニックが大きいからです。

……で、大切なのは読解力なのではないでしょうか?

 

この時の登場人物の気持ち。筆者の考え方。それを一言でストレートに言える力。

これって、なにも読書だけじゃない気がするんですよね。

映画とかマンガでも、違う人の考え方やものの見方にふれることが大事かなと最近思います。

 

読むマンガをコロコロコミックからジャンプ、ヤングジャンプやスピリッツに変えた頃。

アニメじゃなくて、民放のラブストーリーのドラマや、字幕の映画を初めて見た頃。

なんとなく、物事の視点や考え方がレベルアップした気がしませんでしたか?

 

忙しい小学生にはなかなか時間がとれないのかもしれませんが、

意識してそんなきっかけをつくってあげられればいいなと思っています。