SAPIXの教材管理についてです。

 

SAPIXは4科目とも小冊子もしくはホチキス止めされたプリントでテキストが配布されます。

これの管理がこの塾の「大クセ」でして、まず小冊子とプリントの判型が違う。

さらに4科目それぞれ章立ての仕方が異なりますので、感覚としては「出版社の違う参考書を4科目それぞれで揃えた」ようなものです。

 

私も入塾させる前からこの点は色々リサーチしまして、大きなファイルバインダーにとじたり、業務用コピー機をレンタルして複写したり、などというご家庭の事例を見たのですが、

結論として我が家は「スキャンしてPDF化」に落ち着きました。

 

活用としては、PDFから必要に応じて出力しているだけです。

最初はApple PencilとiPadを使って、完全デジタル学習のように考えていたのですが、

Goodnotesなどノートアプリの学習コストや、また鉛筆を使って正確に文字を書けるようになることを鑑みた結果、ベースとしてはやはり「紙」です。

 

スキャンする時間的コストや出力する経済的コストは正直バカにならないです。

ただ、紙と鉛筆は結局のところ、親世代も小学校に通う子どもも慣れ親しんでいるんですよね。

視覚的にも取り組むべき量が可視化されるので、わかりやすいです。

 

でも10年後、20年後はどうなっているかわかりませんね。

小学校でもパワポでプレゼンさせる時代ですから、完全デジタルの学習もひょっとしたら遠くない未来なのかもしれません。