引退したみたいです | ynuttcのブログ

ynuttcのブログ

ブログの説明を入力します。

こんにちは!

4年の伊東です。


ついに4年生が最後のブログを書く時期になりました。

緊張しながら初めて卓球部の練習に参加した日が3年以上前のことなんて全く信じられないです。


最後だと何を書こうか悩んで、書いては消してを繰り返してしまいました。

自分と卓球のこと、横国卓球部での思い出、部員への感謝を書き綴ろうと思います。

めちゃくちゃ長くなってしまうと思いますが、お時間にでも最後まで読んでいただけると嬉しいです。








私が卓球と出会ったのは中学生の時。

正直全く卓球に興味がなかった私が卓球部を選んだのは、小学校の友達が入部するから、ただそれだけの理由でした。

私はその時からあんまりセンスがなくて、最初は多球練習で一球も当たらないなんて恥ずかしい経験もしました。

それでもなぜか卓球をすることが楽しくて、一生懸命練習しました。

私の代は女子がちょうど6(中学の団体戦は6人編成)いたので、特に団体戦が大好きでした。

そして6人で関東大会まで行くことが出来ました。

関東出場が決まった時の感動は今でもよく覚えています。







高校では卓球部以外の部活に入るつもりでした。

でも結局卓球部に入ってしまいました。


高校では同期に男子1人、2コ上に5人しかいなくて、入部して2ヶ月、先輩が引退したことで部員が2人になってしまいました。

正直、卓球人生で1番辛い時期でした。

私しか練習相手がいないから、私がちゃんとしなきゃというプレッシャーが重くのしかかり、その時だけは卓球をやりたくないと思ってました。


転機が訪れたのは夏休み明けて少し経った頃、卓球初心者の男子が入部してくれました。

もちろん初心者だから練習の質が上がったとか、プレッシャーが消えたとかはなかったけど、その人が不器用なりに卓球が上手くなろうと頑張ってる姿が私達をもう一回奮い立たせてくれました。

あの時簡単に部活を辞めなくて良かったなと今になって思います。


それでも、高校3年間女子部員は私1人でした。男子部員がいるから練習は楽しかったけど、男子と試合日程が被ることが多かったから、試合会場に1人で行って、現地で練習相手を探すために他校の人に声をかけるのは中々寂しいものがありました。








そうして大学に入学して、そこでも初めは卓球部に入ろうなんて考えていませんでした。

でも、テレビで世界卓球を観て、興奮が冷めやらず、気づいたらまた卓球部に入ってました。


入部した時は周りのレベルの高さに驚きつつ、毎日が本当に楽しかったです。

中高では周りに卓球に対して真面目に取り組む人が少なかったり、教えてくれる人や練習相手がいなかったりしてもどかしい時もあったけど、大学では卓球が上手な人たちと真剣に卓球に打ち込めることが何より幸せでした。


一年生の時の私の目標は一つ。

リーグ戦に出場することでした。

私は入部したのが遅くて、最初の春リーグはベンチ外からの応援だったけど、そこで先輩方の試合を観て、私も次はここに立って試合する!と心に誓いました。


そのために私は出来ることを精一杯やりました。

自由練は基本最後まで残ったし、練習の記録も書くようにしました。


そうして秋リーグで出場枠を得ることができて、結果は1勝しか出来なかったけど、それ以上に頑張った過程が報われたのが本当に嬉しかった。


1年生の終わりにコロナが流行して、試合や練習の機会がなくなり、3年次には部長として忙しい一年を送り、4年生になるまであっという間でした。


気づいたら引退試合で、就活で忙しかったのもあり、1年生の時と技術的な実力は変わらなかったかもしれないけど、精神的な強さが増したことが、最後良い結果で終われた要因だと思ってます。






そして私にとって本当に大きな存在だった同期のみんな。


一人一人全然違う個性があって、幹部をしていた時には意見の違いでぶつかることも沢山ありました。それでもみんなと同期になったこと、みんなと出会うことが出来たことが卓球部に入って1番大きな収穫だと思います。





まず、同期のムードメーカーだった人。

2年生で一緒に代議員をやった時は、わざわざ電話で登録の方法を教えてくれたり、適当に見えて、いつも周りを見て気を遣ってくれてた。

代議員としても部長と主将としても、同期としても頼りになる存在だった。

お調子者でありしっかり者で、今までたくさん助けてくれてありがとう。





頑張るための力をくれた子。

大学始めだったのに、1年生の時から積極的に自由練に残って一生懸命練習してる姿に私も頑張ろうって何度も勇気づけられた。

そして練習を重ねる度に上手になっていって、いいプレッシャーを与えてくれたから、みんなのレベルアップに繋がったと思う。

最初はほんわかしてる子だと思ったけど、実はしっかり芯を持ってて、ちゃんと自分の意見を言う子で、そんでもって部員みんなに本当に優しくて、同期に必要不可欠な存在だった。





ライバルであり戦友。

入部してからずっと切磋琢磨してきた同期。

この人の存在は本当に大きかったと思う。2人で試合するときは絶対に負けたくないって思ったし、後輩に負けたときは2人で落ち込んで反省したり、ライバルでありながら支え合ってきた存在。4年生になって後輩と団体戦をやる中で、私たちが負けるわけにいかないって何度も鼓舞しあって、最後にリーグ戦で大活躍してくれて、2人で優秀の美を飾れたことを誇りに思います。





大事な試合でいつも支えになってくれる人。

よく休憩時間にサーブ練習をしてるから、レシーブをしようと遊びに行くのに結局遊ばれて終わる。懲りずに相手をしてくれてありがとう。

リーグ戦、試合の前後で部員とハイタッチするとき、決まって1番強くハイタッチしてくれて、勝った時には自分の試合みたいに喜んでくれて、本当に嬉しかった。

試合の時、いつも鼓舞する声や手を叩く姿が目に入ってきて、何度救われたか。

人の気持ちに誰よりも寄り添ってくれる人が同期で本当によかった。





1番一緒にいた人。

帰り道が一緒だから、一年生の時から話す機会が1番多かった。正直今日は正規練で帰ろうかなーって思った時も、この人と一緒に帰るために残ろうって思うくらい今では一緒にいて心地いい友達。

誰よりも友達思いで、先輩後輩問わずみんなに好かれてて、人望の厚さは羨ましいくらい。

個性の強い同期をうまくまとめてくれたこと、4年間一緒に帰ってくれたこと、就活を誰よりも応援してくれたこと、他にも数えきれないほど助けられた。ありがとう。





1年早く引退した人。

事情があって一年早く引退した同期。そして、私が1番好きな卓球をする人。なんでも器用にこなすけど、その裏でものすごい量の努力をしていることを知ってる。1年生の夏、リーグ戦に出るために何としても上手くなりたかった私に3時間以上付きっきりで卓球を教えてくれたこともあったし、技術的なこと、卓球が上手くなるための考え方を何度も何度も根気強く教えてくれて、卓球に関しては私の師匠。最後だからいいことばっか書いたけど、卓球に対する姿勢と技術は本当に尊敬してるし憧れでした。










最後に、後輩のみんな、私は同期の中で14年生らしくないと自分では思ってるけど、たくさん相手していただいてありがとうございます。

引退と言われてますが、これからもしれっと自由練に参加してると思います。

これからもよろしくお願いします。