各所でよく注目された(はず)選手の1人の者です。

学生大会でも最も活気のある大会の一つでもあるカンカレももうこれで最後。



1年の時はそもそもやるのかどうかが怪しかった(情勢と当日の天気で)。2年の時はなんかカオスだった。3年の時はイケイケドンドンな展開。さて今回は、と臨んだラストカンカレ。関東男子からは約200名出場と過去4回でも最大の規模。どの大学も相当の人数が出場していた。トライアスロンブームが来ているのだろうか?うちからも7名が出場(2名は棄権)と、昨年の倍。活気は戻りつつあるか。

 

さて、本題の振り返りに入る。

結果の概要は以下の通り。

Total 1:57:18(7)

Swim 19:12(6)

Bike 1:01:40(21)

Split 1:20:52(11)

Run 36:26(13)

 

○swim

今回は過去一うまくいったと思う。学生レースであれば比較的上位で抜けることも可能であるため、今回は強気にインを選択。前回大会入賞者としてコールしてもらってそのまま先に入水できたことで、位置取りは容易だった。スタート直後もそこまで大きな合戦が起きることもなく無難に始められた。その後は日体の集団に張り付き中間泳。この部分はサニーの朝スイムでもかなり良かったところなので、その通りに現れて良かった。2周目で少し後退してしまうもそこまで離れたわけではなく、クウガと向かい合いながら泳いだ。そして上陸して時計を見るとまだ19分になりたてではないか!過去2回で散々焦らされたので、ここで割れたのは嬉しかった。ここからは中間泳だけではなく、爆発的な初速も求められてくるのでここは学校練を中心に鍛えたい。


空我が見切れちゃってるね。ごめんね。

 

○bike

トランジで何人か抜き、4番手で乗車。T1がかなり得意になってきたか。ただ、日体勢の馬力の違いに圧倒されついていくことが出来ず、昨年のような展開に持っていくことが出来なかった。要因としては、コースレイアウトの大幅変更だろう。過去3回よりも1周回の距離が短くなったことでコーナーや折り返しの回数が増えたり、自分が得意だと思っている緩斜面の登りの距離が短くなってしまっていた。コーナーが増えてかつ、路面がクリアではなく余計に減速した状態で進入したためそこで差が開いてしまっていると思う。瞬足である。ここで、うちから他に出ている選手らを全回収しようと意気こんでいたが、まことと陽平は回収しきれなかった(多分)。お台場も同じような状況になり得るため、テクニカルな部分も練習しなければならないと感じた。大井にい”ぎだい”!!!



 

○run

bike最終周で後方にいた大翔やクウガなどに追い付かれ、集団が形成。その中でも立ち上がりで遅れてしまったため、11番スタートに。とりあえず、前の集団に追い付かなければということで、池の周回はやや早めに。その甲斐もあって登坂までには本木くんやクウガ、大翔に追い付くことが出来た。しばらくは4人で固まって走っていたが、長く緩い登りのところ(伝わる?)で気が付けば誰もいなくなり、5番手にまで上がってこれた。普段のジョグコースと似た登りだったので難なく。しかし、2周目の歩道のところでボンバーズ2人が押し寄せてきてそのまま抜かれてしまった。結果論前の大翔とは13秒差だったため、ここはついていくべきだったかと反省。その後は淡々とペースを刻んでゴールイン。昨年が36:45でランラップ10位なのに対して、今年は13位。レベル上がった?今回時計でペース管理することなく、自分の状態に委ねていたが、少しは様子を見る必要がありそうな気がした。


わざわざ真ん中でゴールするためにズレたのはナイショ。

 

○余談

さて、今年も例のごとく一人で観音寺に挑むことになった。昨年はカンカレを皮切りにこれといっていい成績を残すことが出来ずにいた。ただ、今回はそのリベンジもある。自分に足りていないものを克服し、横国トライアスロン部史に名を馳せられるように精進していきたい。大井智仁の存在は大きい。一方で他の部員にとっては、今年のインカレに行くためのチャンスが潰えてしまった。つまりは、何かエイジレースにエントリーしない限りは次に来る学生レースが10月のスプリントと3ヶ月も先になってしまう。ここでいかにモチベーションを下げることなくコンスタントに積み上げができるかどうかが来年の結果に繋がるだろう。確かに2月の穂高キャンプ以降、練習"量"は増えたのかもしれない。ただ、それが結果につながるかは自分次第。僕自身も一年生の時は89位で、バイクパートだけで60人に抜かれる(この時スプリントで)というところからスタートしたが、ここまで来ている。つまり、今年ボーダーに全く届かなかった選手であっても、この夏の頑張り次第でインカレ出場にこじつける事が可能になる訳だ。そんな時にさまざま言い訳をしたくなるだろう。どうか目先のことに囚われずに長期的な視点と自己犠牲の習慣をつけて欲しい。身の回りに整った環境が無いのであれば作ればいい。僕の場合、それが練習をする「仲間」だったからこそ学生に限らず色々なチームにお邪魔して交流を深めた。最初に遠征して関わりを持ったのはボンバーズからで、小泉さんに繋いでもらった。そのお陰で今の自分がいる。ならば今度は自分がその立場に立って将来飛躍する選手を生み出していきたい。特定の大学だけが表彰台を独占する状況は学生スポーツにおいてはあんまし好ましくないと思っている。これを打破できるようにまずは自身がその前例となれるように残り僅かな身ではあるが、突き進んでいく。


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