Y主治医(シニアレジデント)、看護師長、プライマリー看護師、妻、わたしの参加でムンテラを行いました。
看護師長は別件(患者の親の食事場所確保の提案)で話があるので参加することになり、プライマリー看護師(看護師1年目)は休日であるにもかかわらず、移植の内容を把握するために参加してくれました。
ドナーさんのコーディネートは最終面談日の決定まですすんでいると報告を受けました。
前処置は骨髄非破壊的前処置を適用するので抗がん剤も通常よりも弱く体への負担が少ないそうです。
息子に適用する前処置はドナーさんの骨髄を生着させるためだけになるので、抗腫瘍効果は期待できません。ドナーさんの血球によるGVL(抗腫瘍効果)を期待します。
使用する薬剤はフルダラビン(アルキル化剤)+メルファラン(アルキル化剤)を使用します。
アルキル化剤は薬の量に比例して効く容量依存性の薬だそうです。
骨髄非破壊的前処置は普段の化学療法よりしんどくなく、粘膜障害も少ないようです。
骨髄非破壊的移植(ミニ移植)の晩期障害は不確定だそうです。
ステロイドの量が成長への影響が大きいらしく、プログラフ(免疫抑制剤)単剤ではあまり影響がないそうです。
急性骨髄性白血病M0の症例数は少ないが良い印象がない、ただ移植の効果は期待できるそうです。
AML99(急性骨髄性白血病プロトコール1999年版)での西日本(当時は全国で統一した団体がなく各地でバラバラだった)では9例あり、移植なしで元気なので1例のみだそうです。
予後(生存率?)は50%くらいだそうです。
一般的に再発率は移植を行うことで2~3割抑えることができ、骨髄非破壊的移植(ミニ移植)では1~2割抑えられるだろうとのことです。
GVHDの予防としてタクロリムス(免疫抑制剤(商品名はプログラフ))、メソトレキセート(葉酸代謝拮抗剤)を使用し、GVHDがひどく出る場合は、ステロイド、ATG(サイモグロブリン)をプラスするそうです。
息子の移植に対してのコンディションは全く心配ないとのことです。
母乳を飲ませてもいいと言われました。
今回は移植についての軽い説明でした。
怖い話(同意書を書くような内容)は後日行っていただくことになっていました。
話を聞いたり、調べたりすると数字が気になりますが、結局どうすればいいのかを判断することが難しいです。
ただ知らない人が
「小児白血病は80%以上の子どもが治るようになった」という一文を見ると医療は進んでよかった、治るようになったんだねと思うことだと思います。
実際、歯科医のブログにもそれらしきことが書いてあり、医師でも専門が違えばその程度なのだと思いました。
息子の場合、化学療法を5クールしたにもかかわらず、再発率が60%以上で骨髄非破壊的移植(ミニ移植)で40%~50%になっても移植関連死が2割あり、移植後の慢性GVHDになる確率が生存の50%以上で成長障害、子どもが産めなくなる可能性が高く、さまざまな晩期障害や副作用、感染症の心配など積み上げていくと本当にその一文で書いてあることが本当の意味で正しい情報か分からなくなります。
(※移植しなくてもいろいろなリスクがあります。)
不幸自慢をするつもりは全くありませんが、自分自身の無知さも含めていろいろ考えることが多いです。
いつもネガティブな話ばかりですみません。
ポジティブに考えていることもあるので少しずつ書いていこうと考えています。