移植日当日をday0として前処置開始日をday-(マイナス)8から始めます。

移植の次の日からday1,2…となります。


フルダラビン(Blu) :day-8~day-3

アルケラン(LPAM):day-4,day-3

プログラフ(FK):day-1~(24hr持続、組成はその都度指示)

メソトレキセート(MTX):2.4mg day1,1.6mg day3,day6


*体重測定毎日、バイタル3検(血圧は2検、プログラフ開始後は3検)

*尿量測定8時間毎(指示まで)

*SpO2 スポットで3検(day0~ 指示まで)

*尿潜血チェック1日1回(指示まで)

*尿pHチェック1日2回(day-4~day-2)

  pHによるメイロン調整は不要

*嘔気強い時ナゼア0.5A 15分で点滴注射(前処置中とMTX投与日)

*熱発時Dr.call。血培採取要(条件指示参照)

*その他、疼痛時・痙攣時・尿量減少時・体重増加時・下痢時・かゆみ時・不眠時・不穏時・血圧上昇時・血圧低下時指示あり(条件指示票参照)


指示薬剤の   指示薬剤    時期目安    実際の投与量

使用目的     名称

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ヘルペス予防  アシロベック   day-1から 50mg x 2回/day

G-CSF     グラン      day5から 75μg x 1回/day

VOD予防     ヘパリン     前処置開始 約2ml civ

           ウルソ      前処置開始  100mg 分2

高血圧予防    ブロプレス   前処置開始 0.5mg 分1

           ベニジピン   day-1から 0.6mg 分2

感染予防     メロペン     day-8から 300mg x 3回/day

           ファンガード  day-4から 25mg x 1回/day

           テイコプラニン day-1から 100mg x 1回/day


輸液 赤 ソルデム1→生食

    白 ソルデム3A→高カロリー+ヘパリン+プログ 早送り禁止


・移植前処置

・長期間の骨髄抑制:エンビラでの生活(移植骨髄の回復待ち)

・GHVDに対する免疫抑制剤の調整

 (経過が順調であれば、骨髄破壊的前処置では約2~3ヶ月、骨髄非破壊的前処置では2ヵ月程度です。GVHDが強く出た場合はさらに長期間の調整が必要)


・白血球数は前処置により0になり、粘膜障害などが起こる。

 免疫抑制剤を投与し、移植後、造血回復となる。


・感染症

 細菌感染症、真菌感染症、単純ヘルペス、HHV-6、サイトメガロウイルス


・アロ免疫による合併症

 生着症候群

 急性GVHD(3大兆候は皮疹、黄疸、下痢)

 血管障害(TMA,VOD、PRES 頻度は低いですが、非常に危険な合併症)

 水痘・帯状疱疹

 慢性GVHD(症状は非常に多彩)