ほとんどの人は興味をもってないと思いますが、もうすぐ小児がんの拠点病院が決まります。
小児がん拠点病院とは症例の少ない小児がんの患者をなるべく決められた病院に集めて、正しい治療をするためにまた他の病院との連携を図るための中心となることができる病院を決めます。
全国で10個程度、国から指定される文字どおり拠点となる病院です。
何故そういうことが必要かというと小児がんは症例が少ないため、1人の医師が年間で診る患者は1~2人くらいと言われています。
経験が少なければそれだけ正しい治療がやりにくくなります。病院によって治療方法が異なる場合もあると思います。
そこでなるべく決められた病院に集めることで医師の経験にもなり、受け入れ施設にも力を入れることができ、看護師や医療関係の人にもより深い理解をしてもらえると思います。
ただ個人的な意見ですが、厚生労働省の拠点病院に対する基準はまだまだ甘いと思います。
一つの県だけでも数か所も拠点病院の要件をクリアしています。
息子が入院していた病院も要件を満たしています。
しかし満足できる病院ではもちろんありません。
子どもの入院していた病院も拠点病院の候補として名乗りを上げているそうですが、そこで働く医療者全員が本当に子どものことを考える病院でなければ立候補を取り下げるべきです。
上層部の医師たちの熱意だけで拠点病院になっても部下の意識が低ければ子どもたちに迷惑なことばかり起きる危険性があります。
子どもたちは懸命に闘っています。それを支える親も気力を振り絞って厳しい現実と向き合っています。
いろいろな利権やプライド、お金や人間関係などが絡んでくるのも分かります。
さすがに社会人として十数年過ごしてきたのできれいごとだけでは物事はすすまないことも理解しています。
時間もかかると思います。また、小児がんだけ対策を立てればすむことではなく、世間には本当にいろいろな問題があります。
ただ子ども、医療のことに関してはなるべく利害の事をおさえて取り組んでいただければと思っています。
国は子どもの患者団体からの要望書を受け取っています。
その要望をひとつでも多く実現していってほしいと思います。
(小児がん拠点病院について間違った解釈をしている可能性がありますので、興味があるかたは別途、検索してみてください。)